atsu-papa

　東京株式市場の日経平均株価が４営業日ぶりに大幅下落して、３営業日ぶりに９０００円を下回ったですね。米株式相場の大幅下落を見ての乱高下ですが、これは必ずしも円高を受けての悲観ではないですよ。
　ECではドルに協調して金利政策やってるみたいですが、実際に景気も後退局面にあるから金利下げるです。米国のサブプライムローンに端を発した金融危機はまだまだ山を越してはないですから、本当は株価もドルもけちょんけちょんになりかねないですが、ECもも景気後退局面になってるです。金利政策が必ずしもドルに対する協調ではないからユーロが安くなるんじゃないですか。これはASEAN諸国でも同じような状態でまさに世界恐慌前夜の状態ですよ。
　その割には日本の場合は先にバブルのハジケを経験済みで銀行も保険会社も怖じ気づいてたから米国からのとばっちりが最小被害ですんじゃった。それに今更、金利の下げ代もないです。で、結局、黙って静観するしかないです。外貨準備するくらいしかできない分だけ健全なのかもですよ。
　確かに円高による業績の下ぶれはあるかもですが、輸入品に欠陥が多い分だけ内需は刺激されてるです。
　何もできないのは、怪我の功名になるかもですよ。開催に不安材料が増えているロンドンの後の話です。まぁ、治安に問題のあるリオデジャネイロは別にして、同じく景気後退が顕著なスペインのバルセロナよりも、金融危機の渦中のシカゴよりも東京かもですね。
　確かにコマーシャライズされたスポーツ大会を今更誘致してどうするつもりだと言われる御仁も少なくないですが、少なからず2050年まではアジアの時代です。北京のあとロンドンに行ったとして、その次はもう一度アジアでも良いと思うです。
　PAPAはすぐに大東亜共栄圏に走ってしまうですが、本当にもはや欧米依存型の国策ではだめになっちゃうですよ。もちろんオリンピックが全てじゃないですが、東京は福岡が負けた相手ですから、せめて誘致には成功して欲しいって言うちっちゃな理由があるです。