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今更の経済対策?案

 少子化が心配されてるですが、とうとう出産時に費用負担しなくて良いようにするですか。発想としては子供は国の宝ですから至極当たり前のことだと思うですよ。
 MioとかAyapyが生まれた頃は産婦人科でいったん費用を支払ってあとから公的医療保険から出産育児一時金を20万円もらっていたですよ。
 だけど、今はその出産育児一時金が35万円になってるですか。知らなかったですよ。
 ただ、出産となると、その前の検診から生まれてくる子供の物をそろえたり、出産の時も個室でフランス料理なんかを食べるオカァサンも居るですから、よしんば35万円もらったってそれ以上の支出が伴うです。
 PAPAの義弟は産婦人科の院長先生ですよ。でも、産婦人科は今問題になっている通り、休む暇無く働いても追いつかないし、その割には医療過誤を疑われて訴訟になったりすることも多い、損な役回りらしく、その上、これまでの制度だと、出産育児一時金をもらいながら、お産費用を払わない親まで居るそうですよ。
 昨年度は全国977の医療機関で出産費の未収が発生して、総額は12億4500万円だそうです。日本産婦人科医会が全国で2843の出産を扱う医療機関で調査したそうで、多少の水増しもあるかもですが、順位では神奈川が1番で愛知が2番、一施設ごとの平均では山梨が193万円、栃木が151万円ですって。未収があるところの平均で100万円を超えるって所がそのそも何人生まれたのって思うですが、事ほどさように出産費を踏み倒すそうですよ。たぶん、自分の腹痛めて国の宝を生もうとしてるのに、出産費で思いのほか出費がかさむからそんな事になるですね。
 中には妊婦健診を受けずに出産間際になって産婦人科に飛び込んで、生むだけ生んで諸費用踏み倒す強者も居るらしいです。
 景気対策案の中で妊婦や胎児の健康状態をチェックする「妊婦健診」の無料化が検討されてるらしいですが、そもそも追加景気対策案なんぞで検討されるべき物では無くって、むしろもっと早く国民の権利として国が行う妊婦健診が毎月受けられるべきだったとさえ思うです。
 国は国民に支えられて国民の税金で支えられているです。国の方からそれくらいのサービスをさせて下さいって言うのが当たり前ですよ。官僚は公僕で国民が税金で食い扶持をまかなっているのであって、官僚によって支えられる国が国民を統治してるのでは、断じてないのですよ。だけど、みんな分かっているのになぜか公務員が主権者になって、その他の国民がファームになってしまうです。そこから抜け出るためには手段を選ばずに財を手に入れるしかないって言う構図になるですよ。
 出産費踏み倒すオカァサンたちのけなげな抵抗もなんか理解できるような気がしてきたです。でも、今は開業医やら私立大学なんかでやっちゃかわいそうですよ。出産費踏み倒すんだったら公立病院でやらなきゃです。

atsu-papaの投稿(12:09:00-2008-11-03) - カテゴリ: Main

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