atsu-papa

芸が…

 小室哲哉が詐欺罪容疑で逮捕されて大騒ぎです。でも、800余曲の著作権を10億円で買い取ろうとするとする投資家がいることが驚きですよ。確かに著作権を買い取ればそれ以上の将来の印税があるかもですが、たぶん買おうと思った人にとっては、そのうち金の5億円はたいした金じゃなかったんじゃないですかね。
 報道は一気に低迷したバブル期の申し子、小室哲哉をおもしろおかしく取り上げてはいるですが事業をやってたら入ってくる分、次の投資をするのが事業家で、入ってくる分の末尾の0の数と、出て行く分の末尾の0の数をいかに合わせるかがマネージャー、いわゆる経営者です。
 要は小室哲哉が経営者としては欠格しててつい犯罪に至っちゃったって事なんだけど、彼の曲は決して悪くないですよ。言い方は失礼ですが、それ以上の金にもなったかもです。
 変な話、被害者と言われる兵庫県内の投資家が被害者気取りで買うって言ったも今回の事件の大きな要素じゃないですか。
 もちろん詐欺罪は刑事事件ですから、けしからん事ですし、最終的には金銭感覚をなくしちゃった本人の責任です。それでも、今回の事件がおもしろおかしく報道されると、なんか「報道の視点が違うかなぁ。」って思ったですよ。
 結果、残念でした。ご本人が白状してるし、動きとしてはどっかのスポンサーつけての和解だろうし、ひょっとしたら不起訴にさえなりかねない。
 どっかの幕僚長よりは、芸が身を助くかもしれないです。

atsu-papaの投稿(23:21:00-2008-11-04) - カテゴリ: Main

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