atsu-papa

もう産ませないだろう「機械」の独り言

 柳沢厚生労働大臣が女性蔑視の発言したものだから大問題になっちゃったです。女性を「産む機械」って表現したわけだから、男は「産ませる機械」って事ね。という事は精子の動きが鈍い方は不良品で、無精子症だと生きてる価値ないって事で、こりゃぁ辛辣ですよ。それ以上に少子化の問題を女性だけに押し付けるのが一番の問題ですよ。だったら代理母許さない日本の倫理観念は即座に翻さなきゃ。幼児の臓器移植だって、人口増加のために許可さなきゃって事で、少子化そのものが絶対的に悪いことって言うところに根本に原因を感じたですよ。
 少子化になるのには社会的な背景が色濃くあるですよ。ここまで広がった格差社会を政治はほったらかしにしたままで、やれ産め!育てろ!って言ったって、教育は満足に受けられない、うっかりすると殺される世の中ですよ。大半は初産なわけだから希望や夢より不安や恐怖が先に立つのは無理もない。
 柳沢大臣って金融語らせるとPAPAはとっても合点のいく人だったけど、またなんで厚生労働大臣なのでしょう?
 安倍内閣組閣のときに論功行賞で各派閥にPOSTを分け与えたららこんな不適材不適所の垢がぼろぼろあふれ出す人事になっちゃったのね。自民党が与党である間は少なくとも閥の要職経験者が総理総裁を務めないと同じ過ちを繰り返すですよ。
 安倍首相には気の毒な気がするけれど、小泉前首相までをも擁するあの派閥が、人事でいっそう人心を狂わせて国を蝕んでるような気がするです。
 それに引き換え「そのまんま東国原知事」は立派なものです。分かる分からんというよりも一所懸命で、必死に努めるから回りも応援するです。鳥インフルエンザは養鶏場のせいでも、宮崎県のせいでもないですから、もちろん岡山県のせいでもないですから人に危害が加わらない最大の配慮のもとで、可能な限りの救済を政治がやらなきゃって思うですね。PAPAは毎日鶏食ってるですよ。
 「誰が何を言った。」ごときで大事な国会の議論の場を摩り替えて肝心な教育や格差是正や、高齢化に伴う介護政策をはじめとした福祉政策を蔑ろにする奴こそバッチはずしちまえって思うです。

atsu-papaの投稿(19:32:00-2007-01-30) - カテゴリ: Main

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