atsu-papa

個性派(身勝手)

 世の中おぞましい事件が多すぎるです。身勝手が横行してそれを個性と呼び始めたりするからですか?個性がいかんという話ではないですが、個性が強いって言うと、性格やら外見やら、いわゆる嗜好とか感性の部分で他の人との違いが鮮明であるって事で平たく言えば「変わり者」ですよ。
 かつては変わり者は敬遠されてた様ですが、今は個性の時代ですから破れたジーパンはいてファッションと言い張るわけです。「裸の王様」と一緒で純な奴から見るとただの破れズボンなんだけど「個性」を主張したり「ファッション」を強調したりしてないと不安で不安でしょうがない人たちにとっては、「あの人かそうだから」に追従していなければならんわけですから、仕方のない事ですね。
 んで、そんなひ弱な人たちを救う合い言葉が、「それはそれで個性」って話で、身を律してなんぼとほざく事は永遠にない。
 昨日の天皇陛下の会見をご覧になった方も多いでしょうが、あれほど身を削るような思いで国を信じ、民を思うような尊さは、我々民衆の中にはかけらもないですね。自分のことばっかり考えて、保身をしたうえに弁解と屁理屈で逃げを打つ悲しい習性を身につけてるです。その代表選手が「それはそれで個性」ですよ。たとえばの話ですが、破れたジーパンがいかんと言ってるのではないですが、PAPAは絶対性を以てそんなみすぼらしい格好は世間様にはさらされないと考えるので、袋に入れて持参して破れジーパン懇親会の控え室で履き替えてから人目にさらすのが精一杯だと思うです。
 その個性擁護派に守られた変わり者たちは自律に欠けた部分を多く持ってるですから、人がせん事をするです。我が親を殺したり、昨日まで夫婦だった身重のかみさんを殺したり、あかちゃんポストに幼児を連れてきたり、かなり激しく的がはずれてるのを容認している社会もおかしいですし、今や良識はどこに行ったって感じ?
 今日は国会で安倍総裁と小沢代表の与野党党首の議論があるですが、最近の風潮からするとどちらに良識を見るかと言うよりどちらが個性が強いかってレベルになっちゃってるですね。個性が強いことははっきり申し上げて身勝手が過ぎるって言うのとかなり近いです。そこに自らを律する心がなければ、ただの身勝手な変わり者に過ぎないです。
 PAPAにも思い当たる節もたくさんあって、ANAに潜りたい、じゃなくって穴があったら入りたいくらいですが、生き恥はさらしてもただの身勝手、罪人にはなりたくないですね。

atsu-papaの投稿(09:31:00-2007-05-16) - カテゴリ: Main

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