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 毎日のようにコムスンのニュースが流れて、その都度何か局面が変わってるですね。結局は65,000人の利用者とその方達に接してきたヘルパーさん達がどんな環境に置かれるかの話が大事なんだけど、どうも枝葉の方に目が向いてるような気がするですよ。
 仕舞いには折口雅博会長の資産がどうだとか、宴会が派手だったとかまでが報道と称して伝えられてるです。そりゃぁ、一世を風靡したジュリアナ東京やってたですし、若い時から稼いできたですよ。資産がない方がおかしいし、内情苦しい介護の世界でもあそこまで規模でカバーすれば、管理上アメとムチは当然。今頃になって年金の問い合わせを24時間にして、マンパワーが不足してるだとか、システムがどうだとか言ってる社会保険事務局の方がよっぽど甘えと無知だって思うです。普通民間だったらそれだけの需要があれば寝ずに頑張るですよ。労働基準法のなんのは後からとってつけた話でそれ以上に頑張った人たちに当てはめれば済む話です。
 今まで昼間からスリッパならしならしお茶を汲みに行ってたおいさんおばさん達も、そこで浪費した時間分を24時間受付サービスで世間の心配不安が解消されるまでの、限られた時間の中で死ぬちょっと手前まで働いて埋め合わせをするです。
 コムスンなりGWGがどうなるかと言う話よりも介護に関わる行政の狭間で現場に携わる方々の社会的地位や待遇は決して高くないし、そこを高めるより先にまずは量、次に質と称していっそう締め付けてきたのは行政ですよ。
 特定外来種による環境破壊や生態系の破壊も、へたくそな法律ができていっそう悪い方に拍車が掛かったり、障害者自立支援法も当該の仲間達に負担が掛かる結果ばかりを生んできたです。
 何かさせればやり損なう人間は民間企業では疎まれる物ですが、何かする度にやり損なった人間も、業務上の失策を一切問われない公務員の世界ではやり手になるですよ。少なくとも、その周りが何もしないで穏便に過ごしている人たちばかりですから。
 確かに、法律や規則を守らずに、場合によってはそれを逆手にとってうそぶいたコムスンが良いとは思わんですが、役所の対応が本末転倒にならない事を切に願うです。
 利用者の数はますます増えてるです。需要が高まる中で支援の幅は狭められ、最後は自費でやれって言うような事にならないための抜本的な方向転換をここで図らなきゃ、幸せの数は増えんです。

atsu-papaの投稿(17:11:00-2007-06-11) - カテゴリ: Main

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