atsu-papa

朝令暮改

 大阪府知事になったタレントの橋下徹さんも大変そうですよ。マスコミで取り上げられると不思議に「タレントで弁護士の」って言う肩書きが付くですから、多分弁護士よりもタレント活動を主に置いていたって事なんでしょうが、今度は公職を掛け持ちですから、弁護士とタレントを副業にしなきゃあです。
 そうしたら就任早々NHKともめちゃったですよ。
 さらに今日は就任後初の定例記者会見で知事選の公約の一つだった習熟度別クラス編成導入と府立高校の学区制撤廃について早速翻意しちゃったですね。
 ご本人は「机上の空論だった」ってあっさり公約を翻しちゃったですが、この人、行列のできる法律相談所ではこんなに簡単に自分に意見を翻したりしないですが、これがタレントで弁護士の時と公職執務中の場合の違いなんですかね。
 タレントって言うとつい宮崎県の東国原知事との比較がされるですが、根本的に比較をしちゃったら東右国原知事に失礼な気がするですよ。腰の低さが違うです。腰の低さは言い換えれば謙虚さです。もちろん強い指導力が望まれるときにはそのような立ち居振る舞いが必要で、昨年の鳥インフルエンザの時の東国原知事はみるみると鳥インフルエンザの知識を身につけて率先して東奔西走したです。橋下氏は中退率の高い府立高校などを視察して「学区制や学校給食導入は議論のところで終わると認識が変わった」って言っちゃったです。
 選挙中には小学校に習熟度別クラス編成、中学校に学校給食を導入し、府立高校の学区制を撤廃すると訴えていながら就任早々にそんな公約は現場を見ずに頭の中で考えていたなんて言っちゃたらまずくはないですか。最初に現場を見てよく考えてから公約を考えるのが筋ですよ。まさか選挙を本番前のリハーサル程度にしか考えていなかったですかね。
 今から重要政策のプロジェクトチームが子育て支援などのを検討し、改革プロジェクトチームがすべての事業や出資法人、府有施設のゼロベースでの見直しと、失敗した大型事業の検証作業を進めるらしいですが、本予算を組む6月までにどうなるですかね。PAPAはタレントとしての橋下徹さんは嫌いじゃないですが、うちの知事さんじゃなくって良かったなっては思うですよ。
 まぐれ当たりでも瓢箪から駒って事になることをせつにお祈りするです。

atsu-papaの投稿(23:34:00-2008-02-13) - カテゴリ: Main

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