atsu-papa

2008-06-14

お国の姿勢

 地震が起きて被災地では沢山の方々が大変な目にあっていらっしゃると思うと、心からお見舞いを申し上げるとともに、何かできることがあればと非力な自分を悔やむばかりです。
 阪神大震災の頃は2月から毎週末、金土日現地に伺ったですが、今のPAPAはそんな経済的な余裕はないですからほかの路を模索するだけ。申し訳ないばかりですが、その一方で小さな記事が気になるですよ。
 日本の領土である尖閣諸島の近くで海上保安庁の巡視船と台湾遊漁船がぶつかって台湾の遊漁船が沈没したです。
 その事後対策としての日本の対応に台湾政府が不満を表明して駐日代表に当たる許世楷台北駐日経済文化代表を台湾に召還しちゃうです。折しも中国と台湾の関係が融和してる時期ですが、日本政府は何考えてるですかね。事故調査報告をわがまま放題に突きつけたところで得る物はないです。台湾と中国の共同の仮想敵国にあえて日本の名前を挙げさせたいのですか?福田首相になって、きれいな表現はするものの、誤解をされて本意を見透かされて、さらにそうなりたくない状況にあえてしてしまうと言う「良くないよ」スパイラルにはまっているような気がしてしょうがないですよ。
 本当に洞爺湖サミットの議長国努めてそれなりの議長国の役割を果たしたいなら大局的な見聞をきちんと見据えて、人道的であるとか、共栄的な発想であるとかを具体的に表現して、未来創造的な提案をしないとただの日本の独善的お役所を世界にさらけ出すだけで、その評価を国民全部がかぶるような結果になりかねないです。
 民間外交では日本の評価はかなり高いとPAPAは認識してるです。だけど、昔の高官がやっていた作業に比べて今のお偉い方々のやっている作業にはポリシーを感じないですね。どこに向かっているのかがあまりにわかりにくい。勉強できても感性がないって思うです。
 どうなんでしょう、内政も外交も、この国が何を求めてどうなりたい国なのかもうちょっと国民の意思を反映できる様な仕組みに変えないといけないんじゃないですかね。
 そんな意識が浸透したら、秋葉原の加藤馬鹿チン容疑者みたいな人たちを、犯行に及ぼさないような環境ができるんじゃないかと思うです。もちろん、意見の違いを認めながら、みんながそれなりの思いを披瀝しながら、感性を高める仕組みです。
 地域のコミニティもそうですよ。中には変な人もいるかもですが、お互いが認め合いながらルールを作らないと官僚的な上意下達はもはや時代遅れであることを容認するのと一緒です。
 この国はもっとすばらしい国であることは歴史がすでに証明してるですから直近の大戦のトラウマからはそろそろ脱却しないと今の子供達のためにならないですよ。
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