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atsu-papa
2011-03-24
パフォーマンス
普通にパフォーマンスって言うと性能の事を言うですよ。車だったら排気量がいくつで何馬力のエンジンでどのくらいの加速力や最高速度が出るのかってい言うような話になるです。PCの場合は主にデータを転送してからそのお返事が返ってくるまでの遅延時間を指す"レイテンシ"とCPUのクロック周波数とかFSBのデータ転送速度に依存する"スループット"の総計を言うですよ。とにかく、車にせよPCにせよ、ただ走ればよいって言う事だけでは無くって性能が高い事で快適だったり安全だったり安心だったりすることがあるです。
一方で、被爆の大きさを言う"シーベルト"や放射能量の"ベクレル"で物を言われても目に見えない物だからちっとも解らないです。"ベクレル"じゃなくって"バックレル"じゃないのって思ってしまうですよ。
水道のお話しも一緒で、記者会見の時に丼いっぱいの水道水を2〜3杯飲み干して、「これくらいは大丈夫です。」でも「私が赤ちゃんだったミネラルウォーターの方が好ましい。」って言えばわかりやすいですよ。「丼2〜3杯飲んだのですから、風呂の水も一緒です。」って言えば飲まなきゃぁ大丈夫だって事が伝わるです。
先日書いたほうれん草の牛乳鍋も一緒ですよ。菅さんと鳩山さんと小沢さんが福島産原乳で作った茨城産ほうれん草のミルク鍋をつつきながら仲直りをアピールして、「うれしい仲間が♪ぽぽぽぽ〜ん♪。よい子はまねしちゃぁだめだよ。」って言うと、ほうれん草を90kgも食べちゃ行けないんだって事が伝わるですよ。
補償どころか復旧もおぼつかないうちに、経営危機をうそぶく東京電力の経営陣はこの10年分の給料の8割を返納して、たくさん持ってる保養所とか施設を全部換金したくらいでは追いつかないくらいの怠慢を働いたのですよ。相応の負担を末代まで果たす覚悟で今に対処しなきゃぁですよ。覚悟がないからバックレル事になるです。地震が原因ですから起きちゃった事は仕方がないのですが、
その後の対処の仕方は後手後手だし、後になって「実は…」みたいな話が多すぎるです。結局はリスクマネジメントができていなくて福島第一原発以外の原発のオフサイトセンターも壊滅してましたって事になるです。
いくら現状の1/3の発電が原発に依存しているからって、本来実用に供するには制御技術の負担が多すぎる核燃料は問題が大きすぎたのですよ。核燃料の研究については、やぶさかではないのです。抑止のための核兵器の研究もしかりですが、実用には絶対に供してはいかんと思うのです。
調査捕鯨の鯨を食っちまう日本人ですから、研究のための実験兵器を作りかねないと言われるです。それでも、公明正大に地方交付税ちらつかせて全国各地に原発を作るよりは核兵器の研究の方がまだ安全かもしれないですよ。リスク管理もその後の出荷制限や摂取制限についても表現が半端なのです。何をどう伝えたいのかが解らないからむしろパニックを生んでしまう。やる事のパフォーマンスが低いのです。