atsu-papa

2011-05-02

ウサマだったのかオサマだったのか

 オバマ大統領の演説でウサマ・ビンラディンが殺害された事が公表されたですが、アルカーイダによる同時多発テロから10年半かけて追い詰めて銃撃戦の末に頭を打ち抜かれたそうですよ。
 ビンラディンの米国への諸行からすれば当然の結末とも思えるですが、「アルカーイダ撲滅を目指すわが国の取り組みにおける過去最大の成果」とか「同容疑者の死は平和と人間の尊厳を信じるすべての人に歓迎されるだろう」「正義が実った」とかのコメントはオバマさんの再選向きのコメントなのですかね。papaには報復の応酬がまた続くだけのような気がしてならないのですよ。
 射殺するのではなく、なんとしてもとっ捕まえて法の裁きをして欲しかったです。
 かのカダフィ氏の息子や孫にしても、NATOの多国籍軍が空爆で殺したら、一般の市民が英国をはじめとする各国大使館を襲撃して抗議したですよ。NATOから見れば独裁者であっても、それを信奉する市民だっているのです。ましてや、ビンラディンの場合、サウジアラビア出身の生粋のイスラム原理主義者ですから、ユダヤ対イスラムの戦いに発展すると、地球上の至る所で無用な報復戦がおきかねないです。
 アラビア語で言うアルカーイダって結局、The Baseって事で基盤だとか大本って事で、過激派ネットワークの構成者もイスラム最大派閥のスンニ派だそうですから、その指導者って言うだけにいかにも同調者がいるです。報復を避けるには同調者を殲滅する事しかないですが、それは単に大量殺戮でしかないですよ。ある意味、厄介な事してくれたのかもです。
17:46:24 - atsu-papa - No comments

命がけで食べる

 焼肉酒家えびすは福岡では見かけないですが、O-111入りユッケで子どもを2人も殺した焼き肉屋と言えば、記憶に新しいです。このお店は何を考えたのか、生食用ではない肉をユッケにして出したそうです。今時、生食できるのに生食用としては提供しない肉屋が多いです。なにがしかの役所の指導なり、お達示のゆえんですが、じゃぁ生食したい人はどこに行けば食べられるのでしょう。
 少なくとも業務として食事を提供する人たちは、生食用ではない物を生で提供して事故を起こせば、大きな責任を問われるべきです。だけど、かつてのO-157以降、お役所のご指導のおかげで生食用が提供されなくなったので、生食に見合う値段の高い加熱用?のお肉を生で何度も食べてるし、幸い中毒にはならなかったです。
 もちろんお店の方も生食用の表示はしていないし、買ったpapaが勝手に生で食べる訳ですが、明らかに同じ品物が2通り置いてあって、見るからに鮮度も違うし、置いてある置き方も違うし、かつては生食できていたお店の商品なのですよ。
 O-157以降、何の根拠でかお役所の御指導があったおかげで生食用を扱えるお店が無くなって、生食用表示がない新鮮なお肉を生で食べるようになったです。
 まさか加熱用の肉をアルコール殺菌したところで、アルコール殺菌は加熱用の品質を維持する程度の話ですから、それを生で食べさせるのは異常ですが、あれもダメ、これもダメって規制ばっかりやってきたお役所の姿勢にも問題があったのではないですか。
 だけど、その規制をしなかったらしなかったで、「なぜ規制をしないんだ」って自己責任を転嫁してくる民衆がいるのも事実ですから、難しいです。
 お役所って本来公共サービスを提供する物ですから、当該エリアの住民からの要望を受けてサービスを提供するべきなのですよ。お役所が主体的に方針決めて、そこの住民に何かを強いるというのは本末転倒なのですよ。事前に要望を出さなかったのに、何かおきるとすぐに役所に文句を言うのは、さらにもってのほか。
 ともあれ、業務で人の命に危害を加えてしまった以上、しかるべき加害者への制裁としかるべき被害者救済をどこかでしなくっちゃ始まらないです。多分、ここのお店のユッケについては腹痛、下痢なんかはいくらも発生していたのではないですか。事前に改善できた事なのに、取り返しがつかないことを確信犯としてやっちゃったですから悔やんでも悔やみようがないです。
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