atsu-papa

2013-06-10

オリンピック以上に平和的なスポーツ競技会

 今年はオリンピックの翌年ですからワールドゲームズの年です。第9回となる今回は7月25日から8月4日の間、コロンビアのカリ市で開催されるです。スローガンは、“Fair Play to the Planet”。
 前回は北京オリンピックの翌年に、台湾の高雄で開催されたですが、競技場を新築して不要な散財を強いるオリンピックゲームズに対して、ワールドゲームズは非常にエコな世界最高水準のアスリートによる国際スポーツ競技大会です。
 種目としては公式競技、33競技と公開競技、4競技が行われるですが、相撲や空手道、ソフトボール、綱引き、スポーツクライミング、水上スキーなど相応に馴染みのあるスポーツが入っているですよ。
 日本の選手が出場するのは、アーチェリー、ビリヤード、ボウリング、ダンススポーツ、フィンスイミング、フライングディスク、体操、空手道、ライフセービング、パワーリフティング、ラケットボール、ローラースポーツ、スカッシュ、相撲、水上スキーと公開競技の武術です。
 意外なのはスポーツクライミング、柔術、オリエンテーリング、ラグビー(7人制)、綱引、ソフトボールについて日本からは選手が参加しないと言う事です。選手の選考が各競技の国際スポーツ連盟で検討されて、各国の競技団体に選手の派遣が要請されると言うのもあって、日本のソフトボールは野球とひとくくりになってオリンピック競技を目指しているからなのでしょうか、不出場です。
 おもしろいのは、開会式のや閉会式の入場や宿泊場所も国別ではなく競技別に用意されるです。国威高揚の場面ではないのですね。
 それでもIOCとの関係は良好で毎回の開会式にはIOC会長が出席するのですよ。
 加盟競技団体は33団体、日本の加盟団体は41団体、後援団体2団体です。
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