atsu-papa

　もう一昨日の話ですよ。安倍晋三首相が官邸で全国知事会議開いて官製談合事件の続出を批判して「一連の不祥事が事実なら知事は民意に背き、選挙時の熱意や志を忘れたのではないか」って言ったんだって。
　でも談合の不祥事は取りあえず福島県と和歌山県と宮崎県と岐阜県と長崎県位でしょ。あと京都とか奈良とかの話題もあるけど、取りあえず表沙汰はこんだけ。だけと、一括したくなるのも解らんじゃぁないですよ。
　タウンミーティングのサクラとか発表者ねつ造にしたって、官僚が仕込んで各開催地の職員が実行犯だろうから、そこの首長の知事をぎゃふんと言わせたいかもしれない。
　だけど、熱意と志ばかりで憲法まで変えられるのも困るですよ。これも「改憲がいかん」訳では無くって改憲を唱える根拠が薄いって事よ。取りあえず理念法の教育基本法からこっそり変えてって言う安易な魂胆もって、特に小泉さんが得意だった玉虫色の解釈続ける人たちには改憲を唱える資格がないと思うのですよ。
　経済財政諮問会議で了承された次年度予算編成の基本方針原案も、「歳出削減の徹底」と「成長戦略」を併記しただけのお題目ですよ。いっそ歳出削減だけでも先のばしせずにやりゃぁいいんですよ。好景気が戦後最大最長の状態なんだったら、プライマリバランス整える絶好の機会、そうするのが普通でしょ。これまた、「実は好景気と言っても･･･」って解釈が玉虫色だからなせる技。
　来年の統一地方選挙に向けて当面は政局無いだろうけど、この内閣中になんか起きたときは多分「タマムシ解散」だね。景気の命名で騒いでいるから、ここは前もって名前つけておきましょう。
　3分前に高知駅到着です。