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atsu-papa
2008-04-11
天引きもろくにできないかも
後期高齢者医療制度の保険証が本人に届かない事例が全国で6万3468人だったそうですよ。もちろん政府は以前の保険証でも診療を受けられるようにした緊急対策のおかげで事なきを得るつもりですが、ご本人は不安だし、現場だって大混乱です。
厚労省は「確実に本人に届けようとして配達記録郵便にしたり、『転送不要』扱いにしたことが保険証が届かなかった理由だって言ってるですが、今更理由をあげつらわれても、届かなかった事実は変わらんです。
PAPAは今はデイサービスのお仕事してるですが、年金から保険料を天引きされるんでデイサービスの利用を控えるという人が既にいるです。多分ですが4月15日に実際に天引きされたら続々と現れるんじゃないですかね。この話はデイサービスの利用だけの話じゃ済まないですよ。こっちの方は多分、天引きしなかったって事はないと思ってたら、こっちも間に合わないところがたくさんあるですね。無計画というか無責任というかめちゃくちゃです。
4月に天引きしなかった場合はあとからまとめて引くですか。そんな事したら生活がままならないお年寄りが山のように出るですよ。
もともと社会保障費を毎年2200億円削減する政府方針が始まりで、銭勘定のためのつじつまを机の上だけで決めてきたのは発端ですから、そのために生活のリズムが狂う国民がいるとしたら政治家がそのペナルティで補填をするべきですよ。官僚も同じ事が言えるです。自分達が無駄使いをし放題で、お小遣い帳が真っ赤っかになった物を、昔は将来の子供達におっかぶせようとして赤字国債をばんばん切りまくったですよ。
それももはや抜き差しならなくなったんで、今度は国民から巻き上げようと医療制度や年金制度の改革と称して年貢を巻き上げようとしてるのに、その要領まで無調法って言う話でしょ。
PAPAは正直な話、15年後に年金もらえる年になっても、年金では生きていくのもままならないって確信してるです。
そのプロローグを目の当たりにしてるって言うのが今の実感です。何が骨太の方針ですかね。医師不足や療養病床削減による“介護難民”ばんばん出して健康で文化的な生活さえままならない国になろうとしてるです。
今からでも実現可能な施策を本気で議論し策定して今の現状から脱却できるやり方に切り換えないと傷口はどんどん深くなるです。公務員や議員じゃなかった人はみんな死んじゃうですよ。