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atsu-papa
2008-04-12
満地球の出
「かぐや」が満地球を撮影した画像が公開されたですね。今回の「満地球」って月面からみて欠けが全くない真っ青な地球のことで、太陽と地球と月と月周回衛星「かぐや」が一直線に並んだ時にしか撮影できないです。年に2回のチャンスだけですよ。今回は宇宙航空研究開発機構とNHKによってハイビジョンカメラで太陽の光を全面に受けて丸く輝く地球の姿が公開されたです。
「満月」ならば年に24回程度はみれるですが、そういう意味ではただでさえチャンスが少ない「満地球」の映像を見てるって事は貴重な話です。
ただの欠けのない地球であれば地球とカメラと太陽が直線で結べる位置であれば影が無いですが、月の集会軌道上からって言うところに意義があるです。
月は常に地球に同じ面を向けているですよ。だから月面上に立って地球を見ると地球はいつも天空の同じ位置にあるですよ。
ところが今回撮影をした「かぐや」は月面上空約100キロを周回しているです。だから太陽の光を受けてまん丸に輝く地球が月面の向こう側から昇ったり、沈んだりする「地球の出」や「地球の入り」を見ることができたです。
話によれば昨年11月にもかぐやで撮影した「地球の出」「地球の入り」の動画が公開されてたらしいですが、その時は地球の一部が欠けていたそうです。
生きていると、今まで考えもしなかった物が見れたりするですね。ありがたいことですよ。