Jump to navigation
atsu-papa
2010-03-10
ドラマチック
トヨタが大規模リコールをせざるをえなかった点では、ある意味世界一の慢心があったのかもしれないですが、豊田章男社長が米国、中国など各国を回って対応したフットワークは、さすがだと感心したです。
米国議会での公聴会は終わったですが、間違いなく多勢に無勢で守勢に回って陳謝するしかなかったです。特に南イリノイ大学のギルバート教授が、議会の公聴会でETCSの誤動作の実験を証拠として出したりするですから、豊田章男社長の心中は推して測るにあまりあるです。
だけどこのギルバート教授って、ちょっと怪しいです。トヨタ叩きも、何か米国らしい政治的意図を感じるではないですか。
実際に米スタンフォード大学のゲルデス教授らが検証をしたらトヨタのETCSだけではなく他社の電子制御機器でも急加速を起こす状況そうじゃないですか。さらに、その状況を再現するにはかなり無理がある配線の組み替えも必要なんだそうですよ。
ちょうど、その公開実験をしてる頃、同じカリフォルニア州のサンディエゴでブレーキが効かなくなったプリウスをパトカーが併走して止めるという事故が起きたです。全く、絵に描いたようなグッドタイミング。
まるでドラマ「24」並のグッドタイミング、グッドジョブです。
一企業の窮地でしかないですから、日本が国を挙げてどうするという話にはならないですが、それでも米国でのトヨタシェアは1月が14%で、リコール後の2月でも12%だそうです。
リコールしたって事はトヨタ側もいささかの後ろめたさがあるとは思うですが、裏で策を弄している奴がどうも良そうですから、是非ともそいつを暴き出して欲しいものです。
それこそ、ジャックバウアーに探して貰わなきゃいけないくらい根が深いかもしれないです。
寒の戻り
毎年の事ですが、今年も3月に雪が降ったです。PAPAは3月生まれなんで、例年、自分の誕生月に福岡で雪が降るのを見てきたですが、不思議なことに毎年、「もう3月だというのに雪が降った。」って言うです。
今年は気象庁が桜の開花予報を出さないそうですが、それでも民間の気象情報屋さんがこぞって開花予想を出しているですから、「寒の戻りで桜の開花が遅くなった。」って言う決まり文句は今年も聞けるです。
分かってはいるのだけれど、なぜか繰り返すのは人の常で、非核三原則も同じ事。きっとそうはなっていないよなって、思ってはいたです。だけど、米ソ冷戦がほころんでから20年間、それでも黙りを決め込んできた日米事前協議の嘘っぱちは、やっぱり米国のご都合を頭ごなしに受け入れさせられた敗戦国の悲哀を、そのまま引き継いで自国民より政党の面目を尊重してきた歴史そのものですよ。
世界で唯一の被爆国である日本が非核三原則を掲げているにもかかわらず、その核攻撃を行った米国が傲慢さそのままに核を持ち込み続けた事実。冷戦中ならばいざ知らず、冷戦終結後も国民に事実を公表せずに政府の面目だけを優先してきた歴代内閣と歴代外務相事務次官、さらにその証拠隠滅をはかりやってのけた連中は、保身のためなら正義も裏切る非国民ですよ。
だけど、報道されても「やっぱりそうだったか。」ってしか思わないわけですから、3月の名残雪と同程度のニュースソースにしかならないです。
最近、心なしか岡田外務大臣がどんどん痩せているように見えるです。