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atsu-papa
2010-04-18
煙に巻かれる
アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル氷河からの火山噴火で欧州からロシアの航空便ダイヤがめちゃくちゃになってるです。
火山噴火と言えば1982年の3月末に、PAPAが新婚旅行でやっぱり欧州に行ったときの話ですが、アラスカのマッキンリーが噴火したですよ。アムステルダムからの北回り便で帰国予定が4月1日だったかなって思うですが、北回りが全く飛ばないです。
仕方ないのでデリーで給油して香港でトランジットして帰ってきた事があったです。大きな火山噴火で噴出された火山灰でかなりの日数、飛行機が飛べなかったのを覚えているですよ。
今回も英国は言うに及ばずドイツなど16カ国が空港を全面閉鎖、フランス、イタリアなど7カ国が一部を閉鎖してるですから経済的な損失も大変なものになるです。
たかだか飛行機ですが、人が行き来するだけではなくって、実際には下手な漁港よりも遥かにたくさんの水産物が行き来しているのが空港ですよ。当然ながら思いもよらない市場への影響が起きるです。
とりあえずは航空株が一斉に下落してるみたいですが、何しろ火山噴火です。地震と違ってうっかりするとずっと続くです。自然の猛威はやっぱり人には計り知れないほどの力があるですよ。
きっとじきに、日本でもあれが値上がりした、これがお店で見なくなったって言う話になるです。
それにめざとく反応してまたマネーゲームが盛んにもなるです。
そのままの曲でいて
上海万博のPRソングが、岡本真夜の「そのままの君でいて」そっくりだったのが話題になっていたですが、とうとう上海市の上海万博事務局がPRソングの使用を停止したですよ。中国流儀で言うと盗作を認めたようなものですが、贋作、盗作なんて昨日今日始まった話じゃないし、これまでのロールスロイスからミッキーマウスまで何でも偽物作って来た中国のことです、PRソングなんて季節物ですからちっとも気にしないんだろうと思っていたので、かえって面食らっちゃったです。
今回の場合は、10年以上も前のヒット曲を、意図してかついついなのか模倣してしまっただけですから、作曲者を名乗った繆森なる人物が岡本真夜さんに謝罪した上で、幾らかの著作権料を支払えば一番友好的な話になると思うですが、でも、中国的にはこれだけ明らかでも知らぬ存ぜぬを言い通して、ほかの曲にでもすり替えるのが落ちです。
今回の盗作疑惑は中国のWEB上で浮上したらしいです。そんな事が起きるから国を挙げてWEBの検閲を行っているのでしょうが、さすがにキャンペーンソングの盗作疑惑はおさえきれなかったです。中国では万博のイメージソングビデオと本歌を歌う岡本さんの映像を並べて掲示してるサイトまであるそうですよ。その岡本さんの映像ファイルも九分九厘無断掲載だとは思うですが、中国の中にも憂国の士がいるですね。WEB上で国の恥だって言い放ってるそうですよ。きっと、命がけの公言なのかもです。
幸いイメージビデオはジャッキーチェンを始め著名な方ばかりが出演しているわけですから、岡本さんのそっくりさんが歌ってなかっただけでも良しとしなきゃいけないのかもです。