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atsu-papa
2010-04-05
不思議な政局談義
鳩山内閣の支持率がどんどん下がっているですが、それにも増していずれの政党も支持率を下げているです。
少なくとも普天間基地移設問題での煮えきれない対応や、亀の暴走に巻き込まれた形のゆうちょ銀行預け入れ限度額引き上げ、社会実験としながらもなんだか訳のわからない高速道路の無料化も、何となくうやむやのままに話が流れているですから、指導力不足を指摘されても仕方がないです。むしろ船頭が多すぎるですから、紆余曲折を繰り返して半端な事になって、内閣支持率を下げているですから、これは担当者をきちんと明示して経過をきちんと公表していくという当たり前の手順を踏めば解決するのかもですよ。
それよりも、各政党ともに支持率を下げているのはそれ以上に問題です。自民党とみんなの党が民主党に続いているですが、いずれも20%以下な訳ですから、支持できる政党がない状態ですよ。もはや政党政治ではこの国を治めていく事ができないですか。
それにしても政治家不信になるのはことのほか密室でいろんな話が行われるからに他ならないです。自民党を離党した与謝野さんが平沼さんと新党作るって言いながら、そのキーマンが鳩山邦夫氏だって新聞に書かれてて、そんなはずはなかったです。鳩山邦夫氏が離党したときに知らんふりをしたのが与謝野氏で、「平沼新党」が「鳩山新党」に見えてしまうって懸念したのが平沼さんです。何がどの面下げて鳩山さんが迎合するですか?これで徒党を組んでしまってはかえって不信感が湧くですよ。
少なくとも国民は景気対策や雇用対策、税制改革、少子化、政治とカネがどのような形で議論されるのかを待っているですが、なかなかそこにたどり着こうとする政党が現れないです。
吉野家がすき家に対抗して270円牛丼を出すのと一緒で、付加価値を上げる新メニューなしにただの安売りでこびを売ってもその場しのぎにしか成らない事は歴史に学んでいたはずですが、今の政策はそれと同程度で、目先のこども手当や高校授業料無料化、農家の個別補償の拡大ごときで国民にこびを売っても不信感をぬぐえるわけがないです。