atsu-papa

2012-06-19

公務員の特権

 職員の度重なる不貞行為が目立っていた福岡市の高島市長が、特別職給与として議会の承認を得る事もなく、専決事項として給料を下げたです。副市長も足並みを揃えるらしいですが、これってむしろパフォーマンスに見えるですよ。
 職員の自宅以外での飲酒禁止は大変もっともな話で、市の職員が連続して飲酒がらみの事件を起こせば、その首長として当たり前の判断だったと思うのですよ。
 本来ならば北橋市長のように震災瓦礫の受入なんかも期待はしたですが、防災ヘリをいち早く2機も派遣して、あっという間に被爆させられた経験から、両手放しで被災地に協力ができないのも納得がいくです。何しろ被災地側が情報を公開しないし、北九州でも燃やそうとしたら話と違うコンクリートガラなんかが平気で混入していたわけですから、さもありなんなのですよ。
 所がです、そろそろ1ヶ月の綱紀粛正期間が終わろうとしている時になぜ専決事項で市長が減給にならなきゃぁいけないのかが解らないです。市長の給料下げるなら同率で市の職員全員の給料下げなきゃおかしいのですよ。まさに連帯責任を負うべきです。
 そもそも"自宅以外での飲酒禁止"がアマアマの措置ではあったのですが、市民の信頼を裏切った不届き物を何人も出しちゃった点については、敢えて、もしペナルティを課すならば全職員だと思うです。
 それこそ米国から放射能の拡散情報を受け取りながら隠し通した原子力保安院と文部省と外務省の担当役人は、己らの解釈で正当性をとくべからずなのですよ。むしろ公開処刑に値する行為だとpapaは思うです。
 それでもこの手の役人はのうのうと生きていくのですよ。この国の一番おかしな部分が、この公務員は公務である以上どんな罪を犯しても構わないという法理です。
 
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