atsu-papa

2007-10-16

多選禁止に大拍手

　神奈川県知事の任期を3期12年までとする全国初の多選禁止条例が12日に可決、成立したですね。PAPAはずっと前からこの多選禁止を提案してたですよ。確かに「職業選択の自由」だとか「法の下に平等」だとか憲法に定めるところに抵触するかもしれない部分はあるですが、二度とさせないのではなく、一期おいてからならば立候補を認めるのであれば何の問題もないと思うです。
　むしろ被選挙権者の理屈をこね回すより先に選挙権者の選択肢を広げる事の方が公益に準ずると思うですよ。
　これは県知事だけの問題ではなくって公職選挙全般に言えることで多選の弊害は山のようにあるです。二選したら1回休みだったら当然ながら候補者がそれなりの政策を掲げて立候補し政策を以って選出される一方で、収入だけのためにバッチを求める事は減るのではないかと思うです。
　ただ問題なのはそれを決めるのがバッチつけてる人だからどうも都合が悪いですよ。彼らが言うのは決まって政策の変更が度重なるごとに無駄な支出が起きて財政にも悪影響を及ぼすとか長期的な政策の遂行が必要とされる時にその政治基盤が不安定になるなんて事を言うです。
　それって、多選を認めてる現在でも起きてることでしょ。昨日までああいってた人が今日はこう言ってたり、妙な政治的な軋轢の中でいつの間にか民意に反したことやってたりしてるですよ。
　ならばですよ、同じ人がいつまでもひとところによどまない環境を作ってしまったほうが健全だと思うですがいかがでしょう。
　金と政治の話がいくら議論されても、継続的に高給を得ることの出来る立場でその上、権力をもものにできたらどんな聖人君主でも手元が狂ったり、思考が偏ったり、心が歪んだりすることがあるです。それを繰り返すチャンスを作っているのが多選の放置だとPAPAは思っているですよ。
　この条例、どうなるかはまだまだ今後の動きを見なきゃぁですが、PAPAは拍手大喝采です。どうなるですかね。

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