atsu-papa

2008-01-22

社会保険庁の無駄遣い

　去年の暮れから送付を始めた「ねんきん特別便」の記載内容をあらためてまた送り直しになるですか。とりあえずの5000万件で、特別郵便で仮に19円としても9億5000万円の無駄働きをした事になるですね。
　舛添要一厚生労働相はそこそこ頑張ってるですが、社会保険庁の職員の電話対応をたまたまテレビニュースで見たですが、「間違いがなければ訂正無しに丸を付けて送り返してください。」って平気で言ってたですから、端からやる気無いですよ。この5000万人の方々は限りなく訂正がありそうだけど、どうもはっきりしない人たちで、社会保険庁がミスった可能性が高い人たちですよ。役人にしてみれば訂正が少なければミスが少なかったって言う論法にすり替えるつもりですかね。ずさんな限りです。
　今回の「ねんきん特別便」については記録が漏れてて、その記録を持っているだろう方が優先して受け取っているですが、今のところとりあえず回答があった16万7000件の内、約８５％が訂正無しで回答してるです。むしろ訂正をするべき人が訂正できるための「ねんきん特別便」な訳ですから、よしんばなりすましによる不正受給者が少しくらい出たとしても、給付されるべき人たちに正しく給付される事を最優先するべきです。そうじゃないと何のために送付するコストまでつかって確認をしてるのかって事になるですが、その最中に早速、ざっと9億5000万円は無駄に使われてるって事ですよ。
　やっぱり役人任せじゃダメみたいですから、桝添厚労大臣によると外部の専門家で作業部会作るですよ。作業部会で「国民の目線で社保庁行政にメスを入れていただく」つもりみたいです。
　この際「年金特別便」の最初の5000万人分の送付に携わった人たちで9億5000万円を埋め合わせて貰うと良いですよ。
　もともと年金受給者が社会保険庁で訂正の手がかりを尋ねても不正受給につながるからってヒントさえ知らせないできたですから消えた年金問題を生んだですよ。
　彼らはきっと、既に退職した前任者に責任があって我々はそれを踏襲してきただけだって言うですよ。その論法が成り立つなら世の中に罪人はいないです。儲かったのは民営化した郵便屋さんだけですかね。

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