atsu-papa

2009-12-23

冬至も過ぎて

　今日から少しずつお昼が長くなるですか。COP15は結局、何の拘束力もない「留意する」になってしまったですが、後になってロシアの研究機関が気候変動の要因は地球の自転速度の減衰だとか言い始めたですよ。研究医没頭しすぎて、ぼけちゃったですね。
　地球温暖化をはじめとする大規模気候変動についてはいろんな要因が絡んでいて何も温室効果ガスだけが決め手になるわけではないことは誰でも知ってることです。温室効果ガスですべてが解決するかのように騒いでるのはマスコミばかりで、彼らとて温室効果ガス削減だけでこの地球的な危機状況が打開されるとは考えていないですよ。
　しかしです、よしんば2010年以降も今のようなていたらくで金を稼ぐために中国や米国が環境汚染を続けたとしたらもはや取り返しのつかない事態になることは明らかですよ。
　ほかの先進国に足並みを合わせないがために悪者呼ばわりされた日本ですが、それは損得勘定よりも先にCO2排出削減に取り組んでそれなりの成果を出してから評価されるべきことで、へりくつばかりこねて、金のむしんしかしないどこぞの国々をいくら集めて合意を取り付けようと考えても、それは端から無理なことです。
　元々京都議定書が批准されたCOP3でも、その後になって約束破る奴らが続出してるし、いわゆる後進（発展途上）国といわれてでも自国の経済発展を優先したがった人たちばっかりだったですから、今回のCOP15については、環境先進国のデンマークが、環境先進国といわれるしっかりした理念の基で当然認識しているであろう地球環境の問題を理性をもって完結しようとしたところに問題があったのかもです。
　何しろやってきた連中が、紳士面した守銭奴な訳ですから、誰も自らに高いハードルなんか課さないですよ。それこそフィジーやバヌアツが海に沈んでしまっても、上海万博に向けて浮かれ気分の中国人や、ドル安と先物投機でまたまた砂上の楼閣を再生しようとしてる米国人達には取るに足らない出来事なのですよ。
　今日から日照時間は長くなるですから、PAPAもしっかり光合成しなきゃっては思っているですが、4年ぶりに北極圏上空の寒波の膨張収縮が大きくなる時期に入ってるんだっていう話もあるですね。正直なところ、今年はいささか寒さが応えているですよ。

10:20:14 - atsu-papa - No comments

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