atsu-papa

2009-02-14

ミニノートが大躍進

　四半期ベースでみた世界市場でのノートパソコンの出荷数は、昨年後半にはデスクトップパソコンの出荷台数を上回ったそうですよ。
　ノートパソコンはデスクトップマシンの同性能の物に比較した場合はどうしても割高感があったです。プライベートユースの場合はどうしてもコスト意識が働くですよ。その上、買い換えなんかの場合はデスクトップマシンの場合は本体だけで済んだりもするですから、結果出荷台数ではデスクトップマシンの方が多かったですよ。ところがその数字が逆転しちゃったです。
　出荷台数シェアでは、Hewlett-Packard (HP) が1490万台で1位、Dell が110万台で2位、なんと Acerが3位に食い込んでるですよ。Acerと言えばネットブックです。
　PAPAもKohjinshaのsaシリーズを使ってるですが、Web利用を主目的にしたミニノートパソコンは今や10万円を切って5万円台も珍しくないです。かつてのPDAを使う感覚でネットブックを使う人が増えてるですよ。
　実際にIntel 製プロセッサ『Atom』だけじゃなくってＡＭＤも『Geode』を出してるし、WindowsXPじゃなくってもLinuxでも実用に耐えるですよ。
　さらにNECやSonyなどまでがこの市場に安価なミニノートをつぎ込んでいるですよ。
　ただ、このミニノートが売れる分だけ台数は伸びてるですが、金額ベースではむしろ8年連続で前年割れをしてるですから、痛し痒しの状態です。
　統計の取り方にも微妙なところがあるですよ。ネットブックをノートパソコンにカウントしたら、キーボード付きの携帯電話はどこに分類するですか。これから先ますます難解なインストルメンツが開発されるですから、この手の統計もますます難しくなるですね。

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