atsu-papa

2011-04-13

冷静沈着

　経済産業省原子力安全・保安院がようやく福島原発の事故の評価尺度をレベル７に上げたですが、これまで何に抵抗していたのかがとても不可解です。有名な池上彰氏の解説も、歯切れの悪い安全性を強調し続けたですが、パニック回避については日本は最大の危機を脱した状態になってるのではないですか。ならば、今は真実を冷静沈着に把握するべきですよ。
　レベル７と言えばチェルノブイリ原発事故ですが、今のところ福島原発の放射性物質放出量その１割程度で、かのIAEAでさえ東日本大震災後に原発が自動停止した事や、放射性物質の量の規模の違いを強調してるです。もっともIAEAは核利用促進団体なので「核の番人」と言われながらも米国の核利用促進の後押しをするです。つまり、最後は原発事故という平和利用の象徴での事故は臭い物だし、どの辺で蓋をするかを思案しているですよ。
　一方でストロンチウム90が検出されたのは大問題です。一緒に検出されたストロンチウム89は半減期が50日程度ですが、ストロンチウム90は半減期が28.8年で、体内ではカルシウムと置き換わるそうで健康影響も大きいそうです。
　だったら何をするべきかですよ。評価レベルがいくつかの話は核大好きのIAEAの尺度です。文科省が検出を情報開示したストロンチウム90の検出は対策を打たなければならない現実なのですよ。これはもうパニックになっても、する事がないです。半減期を黙って過ごす訳にはいかないのですから、セシウム137とストロンチウム90を向日葵の種をまず蒔いてみましょうよ。黙っていても、改善はないです。まずできそうなのはバイオレメディエーションです。これって長年かけて根気よくやんなくっちゃいけないから、それこそ国がすぐにでも取り組むべきだと思うです。
　何れ無くなるかもしれない東京電力なんぞにはとても任せられない話です。それともいささかの責任は欠くかもしれないですが、東電以外の電力系の技術者の方が冷静沈着な判断できるですか。

08:13:00 - atsu-papa - No comments

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