atsu-papa

2009-08-10

国民である前に人間として

　間もなく先の大戦が終わってから64年になるですね。硫黄島では唯一、日米合同の慰霊祭が行われているですよ。
　それでも米国人の大半はエノラゲイを日本に向かわせた米国の英断は終戦を早めて日本を救ったのだと言い張る。そんな国の安保の傘の中で、平和呆けを一層募らせた64年間です。
　非核三原則はPAPAも肯定してるですが、それだったら何故原子力発電所は反対を押し切って作られるですかね。
　米国が核兵器を持ち込む密約文書が見え隠れしたり、実際に密約があろうとなかろうと、米国が核兵器を日本国内に持ち込むことに抗議すらしないですか。
　かてば官軍、中国なんかは統治が変わる度にその末裔を残さぬように皆殺しにしてきたですし、日本でも東京裁判をもって多くの戦犯が弾劾されたですが、米国は全く反省がないですよ。未だにスミソニアンには第2次大戦での戦勝を盾に、大量虐殺を正当化する話が公然と行われているです。
　少なくとも、PAPAは終戦後13年たって生まれたですから、話しか聞いていないですが、近くに米軍のベースがあって、小学生の頃はItazukeから飛び立つ戦闘機の音に耳をふさぎながら遊んだ物です。日米安保条約については破棄するわけにはいかないと思うですが、それより近隣諸国との関係も織り込んだ同盟関係を構築するべきじゃないですか。
　クリントンだって、6ヶ国協議に関わることには触れないとしながらも、ジョンいると一体何を話してきたことか。二人の記者の恩赦をもらえる何かを約してきたに違いないですよ。
　終戦記念日が近づくに連れ、記念の番組が放送されたり、行事が行われたりするですが、PAPAにとっては6月19日の福岡大空襲の取材をしたときの方々がいよいよ高齢化されて無くなりつつあることで、生の声を聞くことができなくなりつつあることを実感してるですし、安易な戦争に巻き込まれないためにも日本の防衛がどうあるべきかをもっと公明正大に議論しなきゃぁいけないと思うです。日米安保条約の結果は、今のところは安全保障の履行よりも、金のむしんと米兵の横暴しか見えていないですよ。
　64年たっても日米が合同で追悼を行う場面が硫黄島しかないというのが現実です。

16:27:49 - atsu-papa - No comments

日	月	火	水	木	金	土
						1
2	3	4	5	6	7	8
9	10	11	12	13	14	15
16	17	18	19	20	21	22
23	24	25	26	27	28	29
30	31

atsu-papa

2009-08-10

国民である前に人間として

メインページ

Calendar

NewEntries

最新COMMENTS

カテゴリ

Archives

My Links

検索

プロフィール

RSS対応

携帯用ブログ