atsu-papa

犬食

 韓国じゃ犬を喰うって話は昔からしてたですが、建前ではそうそうどこにでもあるってものでもなかったです。とりあえず表向きは犬肉の販売行為は禁止されているですよ。
 だけど実際にはソウル市内でも犬肉を扱っている食堂が約530件余りも一般飲食店許可で営業しているらしいし、蒸し肉やスープに使われているとなると、もっとかも知れないそうですよ。PAPAは何も犬を喰うのはけしからんとは思わないです。犬・猫・ウサギを食べたってちっとも変じゃない。日本人が鯨肉喰うのと同じです。ただ、建前と実態があまりに極端なんで日本人によく似た発想してるって事に苦笑いです。
 事の始まりが、誰もが口にしている犬は家畜ではないので畜産物加工処理法に基づいた定期的な衛生検査をしないんだそうですよ。いわゆる管理の死角です。
 そこで犬肉の安全性を確保するために蒸し肉やスープに使われている犬肉を採取して抗生剤や重金属、有害微生物などが混入していないかどうかを点検するって言うですよ。
 当然ながら有害成分が含まれている犬肉を扱っていた食堂等には、食品衛生法に基づいて、店のリストを公開し営業停止などの行政処分を下すらしいです。
 それでも、本来は1984年2月以降は販売禁止である犬肉の販売行為自体については取り締まりは行わないらしいです。
 犬肉の販売を禁止して闇で取引されるよりも、畜産物加工処理法上の「家畜」に犬を含めて、犬の食肉処理や犬肉調理などを法的に規制したり管理したほうが現実的だし、実態に即してるです。
 それでもソウル市関係者は「今回の点検は犬肉の食用の合法化問題とはまったく関連なく、ただ多くの市民が犬肉を食べている点を考慮し、食品安全性を検査しようというものだ」と説明してるらしいですから、日本並みの本音と建て前の使い分けです。
 でも、オーストラリア人やアメリカ人がきっとうるさいですよ。人間以上にお犬様を大事にする連中がいるですから、気をつけなきゃです。

atsu-papaの投稿(23:25:00-2008-04-13) - カテゴリ: Main

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