atsu-papa

受信料は言い値を取られる

 政府が来年の通常国会で受信料義務化を盛り込んだ法案の提出を検討してるらしい。一方、NHKは受信料払わないところに見せしめとして簡易裁判所を通じた督促を行うなどの法的措置をとるらしい。新法案への過渡的な姿勢表明か?
 受信料って昭和25年に制定された放送法に規定されてるんだけど、玉虫色の三十二条と曖昧模糊とした三十七条4項からすると、受信を目的に設置した人は契約しなくっちゃいけなくて、その月額は国会が好きなように(予算)決める事になってる。
 「受信を目的にしなければたとえ受信装置を設置しても例外なのだ」と言っても受信状況をディスプレーする電気屋さんはどう考えても受信させてる。その理屈だとチュナー付のカーナビはどうなるの?あれは受信を目的にしてるから厳密には契約しなきゃぁですよ?
 今回の強権的な態度に出てしまった理由で一番面白いのが、「きちんと払っている人から不公平だと声が上がるから」って言う事。不公平にならないようにするなら放送法を改正したら。
 本当に公平にするなら暗号化すればいいじゃん。見たい人だけに復号機を渡して見れるようにすればいいじゃん。スカパーだってそうやってるんだから。
 実は受信料制度の問題ではなくって国家を挙げた威信の問題なんだよね。どうせ受信料なんて天下のNHKにとっては、徴収してるおじさんの小遣いくらいにしか思われてないんだもの。

atsu-papaの投稿(14:22:27-2006-10-06) - カテゴリ: Main

コメント

No comments yet

コメントを追加

:

:

トラックバック

DISALLOWED (TrackBack)

TrackBack URL

DISALLOWED (TrackBack)