atsu-papa

政府の勝手

 一昨年の会社法改正で1円でも株式会社ができるようになったのですが、ようやく意図が見えてきたですよ。っと言うよりは意図の一つに気がついたですよ。その前は1000万円以下の資本金は有限会社にしろって言われて増資したり、泣く泣く改組して有限会社になったりしたのに、「起業家を育てる」とか、いろいろ耳障りの良いことを言ってた竹中元大臣はやっぱり頭がよいですよ。
 本題は特殊支配同族会社の代表者の給与所得控除を法人の利益として課税するって事だったのね。中小企業、とくに同族企業にお勤めの方は会社の一大事ですよ。
 とりあえずその上限は800万円ですが、既により高額にしていく準備もできてるです。何とかお金をむしり取ろうとする政府の気持ちは分からんでも無いです。税金ですから国民の義務ですが、叩いても泣くだけのひ弱な中小企業をねらい打ちにしたこの法律って公平性に欠けてるし、いつの間にか国会を通してしまっただまし討ち的なやり方はいつも通り。この国の官僚というのは根っから腐ったような奴が大半を占めてるのがよく見て取れます。
 知ってて静観してた同類ばっかりなのでしょう。中小企業や個人事業者ってこれまでの自助努力にいそしんで辛くも生き延びてきてるんですよ。こんな法律作った国会議員と官僚は反省を込めて1年間のボランティア出勤くらいしたほうが良いですよ。
 何かというと衣食住全部を公費でまかなおうとする人たちのためになんで弱い者が血を流して納税しなきゃいけないのでしょう。公はボランティアであるべきだと・・・言ってもしょうがない国になっていってます。

atsu-papaの投稿(14:39:00-2006-12-19) - カテゴリ: Main

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