atsu-papa

　世の中捨てたもんじゃないって言うけど捨ててしまいたいことも沢山あるですよ。3月25日の特急有明19号で博多駅に着いてホームに降りようとしたら若いお姉ちゃんが押しのけてまで乗り込んでくるですよ。もちろんPAPAの後ろにも2〜3人の乗客が降りようとしてたですが、オイサンが一人無理に乗り込んできて、降車客をすり抜けて自由席に座ったのをきっかけにその後ろにいたお姉ちゃん達のスイッチが入ったんですね。うまく行きさえすれば非常識もなんのソノという典型です。
　列車とかエレベーターではひょっとするとよく見かけるシーンなのかも知れないですが、山猿じゃあるまいし、普通は降りる方が先ですよ。港への船の進入も出港が優先、入港はゆずるです。先に出してから、空いたスペースにもの入れるのが普通で、ましてや列車の乗降となると何をか況や。
　でも、お姉ちゃん達の心理も全く判らんわけではないですよ。一人のオイサンだけがインチキをして自由席を確保しちゃった。「一列後ろに並んでた私も早く乗り込んで席を確保しなきゃ。」って事でしょう。小学生にあがる前だったら考えそうな事です。田舎育ちで電車通学なんかしたことない人だったとしたらさもありなん。肋骨折って荷物抱えたおじさんが、「降りる客が終わってからノンなさいよ。」何て言うものだから怒り心頭。ブスッっとして、それでも車両の中に入っていったです。彼女の言い分は「私だけじゃない。前にいたおじさんも乗ったじゃない。それにアタイにゃ連れもいるんだよ。」
　そのお連れの娘さんはいったん乗り込んできたけどまたホームに降りたですよ。そりゃ、物理的にも無理があること歴然ですから。正直なところ、元気良いときならそんなお嬢ちゃんから体押しつけられたら悪い気はせんはずなのですが、今はふと激痛が走るですよ。
　水に流します。捨てなきゃいかん話でした。