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資産公開

 日本人は資産を持っている奴を悪い奴に仕立て上げることが好きなのかもしれないです。いわゆる中流であることまでが最高の幸福であると、自らに言い聞かせて、上流に対するねたみを抑制しようとするですよ。
 だから、人が見てないところではズルをするです。
 政治家が金持っててもかまわないし、それが政治家の地位を利用して私腹を肥やしているのでなければ何の問題もないですよ。
 PAPAは別に民主党の肩持つ訳じゃないし、小沢一郎を信奉してもいないですが、マスコミが「小沢幹事長の辞任」を期待して報じてきた一連の報道については、ご本人の弁と全く同じ感情を持っていたです。政治資金規正法とは政治をすかって私腹を肥やさないために始まったですよ。
 むしろ私腹を肥やしたのに、またそれを使い切ったから公開された資産が少ないというような奴がいるとしたら、こっちの方がけしからんです。毎月、文書費含めたら226万円もの歳費をもらう国会議員ですから、少しくらいの蓄えを作れない方が変です。もしこれで蓄えを作れないのであれば、いささか浪費癖があるんじゃないですか。
 鳩山兄弟、龍さん。いずれも毛並みがよいですよ。普通預金やタンス預金などという小作な手段をとる人たちじゃないです。
 ここ暫くの議員さんたちの揚げ足取りに、地検までが絡むというのは、昔の自民党的失脚劇を党を超えて展開しようとする自由民主党の高齢残骸政治家たちの手管なのではないかと詮索したくもなるです。
 それにしても谷垣総裁はどうしたいですかね。記者会見の時は威勢のいいことを言うですが、鳩山首相や、小沢幹事長を目の前にしたらへなへなになっちゃう。自由民主党的な肩書きに牛耳られる価値観が染み付いちゃってるですか。
 自由民主党が復活するには60代の議員を次期選挙までに後継者に引き継ぐ準備をしながら、執行部を50代以下に任せて、その参謀、補佐役を今の執行部が行うくらいの体制に切り替えて6年後の参議院選で逆転安定多数獲得を狙うしかないです。
 決して高齢者が遺憾と言っているのではないのでしょ。3期を越えて議員を務めたら感性が麻痺してしまう人が多いと言ってるのです。引退したら、ひいき筋に挨拶をすることもなくハワイで遊び回るどっかの国の横綱みたいなものです。彼はあのような行動を良しとしてきたですが、PAPAからみると礼儀知らずのやんちゃ坊主です。それをして、功労金までだそうとする武蔵川理事長はじめとした日本相撲協会の無神経さに通じるです。
 結局、自民党ファンも相撲ファンも減っていくばっかりです。
 好き嫌いは別としても、日本相撲協会については貴乃花理事が誕生したのは救いです。まだまだ彼一人ではどうにもならないですが、自由民主党にはその手の話題もない。資産公開して何の話題を振りまく訳でもないです。せいぜい旧体然とした黒幕さんたちが民主党議員の揚げ足を役人との裏取引を駆使して行うのが関の山です。もう飽き飽きですよ。外務省の機密費が官邸に上がっていたのももう済んじゃった話です。これから先の「まつりごと」のお話をちゃんとやって、もうちょっと小金を貯めてくれればその方がよいんじゃないですか。少々の小金くらい貯まらないと、政治家を世襲する奴だっていなくなるです。世襲がいけないんではなくって、私腹を肥やす仕組みを世襲するのがいけないのですから。

atsu-papaの投稿(10:55:30-2010-02-09) - カテゴリ: 時事に思うこと

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