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ウサマだったのかオサマだったのか

 オバマ大統領の演説でウサマ・ビンラディンが殺害された事が公表されたですが、アルカーイダによる同時多発テロから10年半かけて追い詰めて銃撃戦の末に頭を打ち抜かれたそうですよ。
 ビンラディンの米国への諸行からすれば当然の結末とも思えるですが、「アルカーイダ撲滅を目指すわが国の取り組みにおける過去最大の成果」とか「同容疑者の死は平和と人間の尊厳を信じるすべての人に歓迎されるだろう」「正義が実った」とかのコメントはオバマさんの再選向きのコメントなのですかね。papaには報復の応酬がまた続くだけのような気がしてならないのですよ。
 射殺するのではなく、なんとしてもとっ捕まえて法の裁きをして欲しかったです。
 かのカダフィ氏の息子や孫にしても、NATOの多国籍軍が空爆で殺したら、一般の市民が英国をはじめとする各国大使館を襲撃して抗議したですよ。NATOから見れば独裁者であっても、それを信奉する市民だっているのです。ましてや、ビンラディンの場合、サウジアラビア出身の生粋のイスラム原理主義者ですから、ユダヤ対イスラムの戦いに発展すると、地球上の至る所で無用な報復戦がおきかねないです。
 アラビア語で言うアルカーイダって結局、The Baseって事で基盤だとか大本って事で、過激派ネットワークの構成者もイスラム最大派閥のスンニ派だそうですから、その指導者って言うだけにいかにも同調者がいるです。報復を避けるには同調者を殲滅する事しかないですが、それは単に大量殺戮でしかないですよ。ある意味、厄介な事してくれたのかもです。

atsu-papaの投稿(17:46:24-2011-05-02) - カテゴリ: 時事に思うこと

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