atsu-papa

ずぼら

 世の中停滞中とは言え、それなりに時を刻んでいるです。遅々として進まない復興対策をマスコミが連日報じるけれど、避難所での食糧提供や医療提供はようやく滞りを解消しつつあるですよ。
 何事にも順序があって段取りを踏まなきゃ、なる物もならないです。ようやくライフラインが確保できたら、次は仮設住宅や義援金の分配を急ぐ番です。住まいも確保できずに再就職もあった物じゃない。1ヶ月先の100万円よりも今の10万円が必要な方々が沢山おられるのだし、支援募金に応じた人も少しでも早く役に立てて欲しいと願うです。
 もちろん農地の塩害除去や海底内の瓦礫除去。やらなきゃぁいけない事は山積みですが、未だ余震が続く中です。縁起でもないですが、近隣で誘発地震が起きたりして、同様の災害が発生する事だって、この際、想定には入れておくべきですよ。
 こんな時の公ですが、国も県も単年度で予算を消化する事ばっかりに一生懸命になってきたから、いざというときに役に立たない。SoftbankやJapanet高田をはじめとした民間企業の方が「いざ」に備えていたって事です。
 予算確保のために無駄遣いをしてきたし、見栄や体裁のために事業を進めてきたです。何かやってるふりして「ずぼら」「ずんべらぼん」を決め込んできたです。それでいて『復興予算』『災害補償』の言葉を耳にすると公を振りかざして『増税』、『公共料金値上』に結びつける。
 復興支援は民間でやるですから、役人とそれに準ずる人はとりあえず超優良企業並の待遇を返上して、せめて中小企業なみに所得修正すべきです。
 被災地で昼夜も休日も返上で頑張っている職員さん達には民間以上の待遇でも良いのですよ。被災地に出向いて支援をしている他の行政職員の方々も厚遇されても良いのです。いざと言う時のために温存されて、とうとう出番がないまま厚遇されるだけの役人や、臨時職員に実務を任せて時間消化に専念している役人はいらないのですよ。実務量を生産性に換算したらとてもお給料なんて言う話にはならない人たちが公金の廻りにたかっているのです。
 自分たちのがま口は隠しておいて、世のため人のためを口実に公を語ってがま口の中にお金を取り込む昔ながらのやり口はもはや許されないですよ。
 

atsu-papaの投稿(11:09:06-2011-05-07) - カテゴリ: 時事に思うこと

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