九州電力が計画停電の予定表をWEBで公表しているのですが、これが非常に解りづらいし、動かない。ちょっとアクセスが集中すると自分のサブグループさえ検索できないです。
サブグループが解るとカレンダーはすぐに引けるのですが、"順番"の意味が不可解なのですよ。実施する優先度合いのことなのでしょうか、
凡例にはただ順番とだけあるので時系列の順番なのでしょうか。おまけに日にち毎にまた"順番"が登場します。たとえば
A26(薬院3丁目)これは週単位の順番のようですが、この順番をローテーションするというのです。
この計画を作った人はいろんな"順番"の概念があって、それを自分だけで使い分けているのですね。全く不思議です。WEBの表示は本来、九電が計画停電エリアや時間を決めた根拠よりも、調べる側が自分の調べたいエリアがいつ停電するのかを調べたいのですよ。こういうところが高飛車と言われる所以なのです。
もっとも全部予定なのだそうで7月の分に"予告"も"実施"も無いのですが、それでも時期をみてやってかますつもりなのでしょう。
東電や関電みたいに一般人ごときになめられてはいかんのです。目に物見せてやらなきゃ、玄海も川内も動かしづらいですから、どかんと一発、計画停電!って所でしょうか。
もちろんPAPAは節電に協力しますよ。大変重要な事です。ただ、原発は昔っから反対論者ですから、Fukushimaの事例なんかは、まだかわいい方だと思っています。一歩間違えたらそんな物ではなかった事故がいっぱい隠されてきたのですから、今度、津波以外のヒューマンエラーが原因の事故が起きた時には国の存亡に関わる事になるのですよ。例え不自由があっても、極端な話し、九電が犠牲者を出したとしても、敢えて、賛同はしかねるのです。
昨日、原発ゼロの会が廃炉にすべき原発24基のリストを公表したり、リスクのランキングを出しているですが、原発のリスクは民間で背負えるレベルではないのですよ。廃炉にした後々まで、廃棄燃料の放射線に対する保全が必要です。埋めればいいって言う話ではないのです。
もっと厳格な責任と使命感を持った組織が編成され、特定の目的にとらわれない全方位的な視野を持った原子力の研究が行われない限りリスクはむしろ増え続けるのですよ。
"脱原発"だの言ってる無責任な人たちはもういらないです。過大な危険の排除の為に、原発を廃炉にしない電力会社は国によってお取り潰しにして、廃炉の処理、保全だけにとらわれない原子力の研究チームをかなりの規模で立ち上げないと、リスクの回避はできないのですよ。無知故に開けてしまったパンドラの箱には、エルピスが残されたです。それが予兆なのか希望なのかも解らないのですよ。