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atsu-papa
2007-12-14
びっくりミッチェル
ストーブリーグで日本の有力選手がメジャーリーグ入りを表明して話題を呼んでるです。そりゃぁ、契約金の金額聞いたらぶったまげですし、選手たちにしても体力的にプレイできる期間のことを考えるとチャレンジしたい気持ちになるのが当たり前とも思うですが、今回発表されたジョージ・ミッチェル元上院議員による「ミッチェル・リポート」が事実だとするともはや虚飾のプロスポーツとしか言いようがないですよ。
409ページに及ぶこの「ミッチェル・リポート」によると、89人ものスター選手たちの薬物疑惑が実名入り公表されていて通算本塁打記録保持者のバリー・ボンズ、サイ・ヤング賞最多7回受賞のロジャー・クレメンス、98年に最多本塁打記録を樹立したマグワイアをはじめ、ミゲル・テハダ内野手、ジェーソン・ジアンビなんかの現役スター選手までが名を連ねてるです。
さらにさらに驚きは、阪神のジェフ・ウィリアムス投手、ヤクルトのアダム・リグス内野手、西武にいたアレックス・カブレラ内野手の名前もあるですよ。
もちろん素材がなければメジャーにはあがれない訳だから、ステロイドをはじめとする薬物だけで記録を作ったとは言わないですが、スポーツにおいてはすべからく不正は不正。結局、メジャーリーグにこの手の薬物疑惑があったからオリンピック種目からはずされたのを思えばこの際、薬物疑惑の徹底解明は避けては通れないです。そうじゃなきゃ野球はダーティな競技であり続けるですよ。
ほかのスポーツでも同じ事が言えて、薬物使って本来の選手の努力や才能の開花を粉飾するなら、それこそロボットでやれば良いことになるですよ。
星野ジャパンのメンバーにもメジャー志望が居るですが、今のメジャーでプレイするより少しはクリーンになったメジャーでやって欲しいですね。もちろん、たった86人という人もいるかもですが、記録保持者があまりに多いです。いささかの食傷を感じるのはPAPAだけじゃないですよ。