atsu-papa

2007-05-10

ライドの整備

 PAPAもジェットコースター好きですよ。車軸がおれるとものすごくスリルがあるですが、何もそこまでのサービスは期待してないです。
 ジェットコースターのたぐいは普段経験できないGが掛かかったりして振り落とされそうになるのを楽しむものですから、普通では掛からないくらいの負荷が車両全体に掛かるです。そうなるようにわざわざ設計してるですよ。当然金属疲労も起こすし、極端に言えば何が起きるか判らないものです。
 EXPOランドの事故でJISの検査基準がどうのこうのって話が浮上してるですが、ジェットコースターとか、類するライドのたぐいはJISなんぞで基準を設けて検査するって言うよりは、それぞれのライドの特性に合わせて自主的な点検整備しないと、難しくはないですか?飛行機と一緒ですよ。その機体ごとに決め事しないとうまくない。
 それに、時間あたりの搭乗料金で言えばライドの方が飛行機なんかより遙かに高いですから、それくらいはやらなきゃですよね。飛行機なんか1分300円を切ってるんじゃないですか。ついでにPL法できた時よろしく、利用上の注意に、そのライドの点検整備基準を明記して、利用上の注意に起きそうな事故も書いちゃいますか。「それでも乗るかぁ〜。」みたいな感じで。
 それにしても、事故が起きないように事前に手を打って欲しいですが、事故って言うのはすべからく何かのエラーが重なって起きるもので、そのすべてを予見する事も、未然に防ぐ事も難しいものです。だからこそ、起きた後の往生際の悪さが目に余ると、すごく不愉快です。責任逃れというか、正当化したがるというか、起きちゃった事故に対する責任はなくならないし、当然せねばならん事があれば誰かが陣頭指揮を執ってせねばならん訳です。
 行政当局にしても、事業者にしても、事故が起きた後での事後処理感覚なのがPAPAには不思議に映るですが、あれは、やっぱりライドの恐怖感をあおって利用者を増やそうって言う魂胆がどっかにあるですか?
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