atsu-papa

2007-06-15

天下り制度管理法案

 国会が23日に終わるですが政府は公務員制度改革法案の成立のために12日間延長を検討しているらしいですね。おまけに野党もこぞって参議院選挙が1週間先送りとなるのを嫌って会期延長に抵抗してるです。
 公務員制度改革法案が参院で採決されなかった場合は廃案になるですよ。これって「官民人材交流センターを設置して天下りを一元化して相応の人材を適正配置で天下りできるようにしましょう。」っていうとんでもない法案なんだけど、中身はどうあれ、何でも強引に法案成立させとかないと内閣のイメージが悪くなるって事なんでしょうかね。
 要するに政府は「改革イメージを維持したい。」っていうメンツで野党は「メンツのために選挙日程を変えるのか。」っていう話で、当の公務員制度改革法案自体もどうも公務員の天下り体質を抜本的に改善できそうにはない内容な訳だからあきれちゃうですよ。
 共済年金も恩給ももらって退職金なんかぶったまげの金額もらってる現状も変えないとおかしいし、やめた後まで国に寄生して生きてる人間達でしょ。
 何のための特殊法人かもちゃんとしなきゃですが、いつの間にか○○機構に名前を変えて、中身がいったい何をどうしているのかわからない団体が130あまり。その上、業界団体が天下りの受け皿に作った協会が無数にあるですよ。大半は年に1回の会合とたまに出す会報くらいがお仕事で、天下ったおじさん達も非常勤で金だけ受け取るですよ。
 この手の特殊法人や訳のわからん協会の実態が明らかにならないと難しいですね。ってことは、民間の協会あての天下りは仕方ないですね。それを官民人材交流センターでコントロールするのはいかがなものですが。後は訳のわからん独立行政法人だのっていう特殊法人。こいつらの大半は一般会計から金貰ってるですから退治しなきゃですよ。
 そんなこと考えてたら今回の公務員制度改革法案は何なのですか?って気になりませんか。何のためにお金かけて会期延長するんだか、よくわからんです。
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