atsu-papa

2007-08-07

情報公開

 訪問介護最大手「コムスン」が介護事業の売却を決めたですがその名乗りを上げる締め切りが今日ですよ。
 厳密に言えば、有料老人ホームなど施設系サービスの締め切りが今日で、新事業者への移行が10月1日から、訪問介護など在宅系は8月10日締め切りで移行が11月1日からって言うのが、第三者委員会で決めた日程です。
 ところがこれに東京都が因縁を付けてるですよ。ようするに東京都としては同様の不正を繰り返さない適切な事業者への譲渡が最優先課題だから、職員数など通常の審査項目に加え、経営理念や法令順守体制、事業所ごとの管理者の適性を詳細に検証するのでもっと時間がかかるって事らしいですよ。新規の参入事業者が引き継ぐというのはむしろいかがな物かと思うですから、それじゃぁ、東京都はすでに事業を行ってるコムスン以外の他の業者も似たような物だって判断してるですか。
 そりゃ今まで適当に審査してたのをここぞとば厳正にやろうって事でしょ。その行動のどこにも利用者に対する配慮なんてないです。あるのは当局としての沽券の復活だけですよ。
 通常の指定申請であれば届け出から約2カ月で指定されるですが、担当者曰く拙速な移行は問題の幕引きを最優先する身勝手な行為だって言ってるですから、住民サービスに徹するべき行政マンの利用者に対する配慮は欠片どころか微塵もないです。
 普通だったらいけない子だったコムスンをそこまでかばおうとは思わないですが、税金をメシの種にしている公務員が「第三者委員会の選定基準や審議内容が公表されていないし、反省も無ければ公正な審議を装うだけで不正を招いた会社の体質は何ら変わっていない。」なんて言う物だからPAPAはちょっとカチンと来るです。
 だったら税金食ってる公務員の所得もきちんと公開しろって思うです。町内会でも誰にいくら渡したって公開してるです。ましてや半ば強引に巻き上げられた税金で飯を食う公務員がどんだけ給料貰ってどのような働きをしたかは公開されるべきだと思うですがいかがでしょう。
 この際ですから第三者委員会の選定基準や審議内容を公開するとして、まずは都福祉保健局の職員の年俸とお仕事ぶりなんかを公開してはいかがでしょう。
 新事業者の厳正審査に時間がかかるって言うのも今までどの事業者にも2ヶ月で指定をおろしてきたことと矛盾するですよ。もし、136ヶ所の事業所を全部別々の業者に振るというならば理解できなくもないですが・・・。
 ほかの県ではこんな馬鹿な事言う人はいないですよね。言ってはばかるくらい給料もらって福祉の恩恵も共済のメリットも受けてるですからね。まずは、利用者が不安にならなくて良いように行動しなきゃですよ。
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