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atsu-papa
2008-06-01
ノスタルジー
天下の日本航空が半世紀にわたりシンボルマークにしてきた「鶴丸」が姿を消したです。正直なところ垂直尾翼に翼を円形に広げた優雅な赤い鶴を描いた図柄は好きだったですよ。全日空のレオナルド・ダ・ビンチのヘリコプターと共にPAPAの幼き日の憧れの一つだったです。もっと言えばPAPAは白地に紺と赤のストライプで垂直尾翼「鶴丸」って言うのが一番好きだったです。
なんでも「鶴丸」は「スピード感と日本の伝統」をコンセプトにデザインされたそうでPAPAの生まれた翌年から世界を駆けたです。もっともこの頃は日本が以遠権を持たずに、とりあえず目的地を定めて渡航はできるものの、そこから先へ飛ぶことさえ許されなかった時代です。
時の移ろいと共に天下の日本航空も経営難に陥って、おまけに整備の面でもかつての信頼を維持できなくなってるです。
もっともその当時の世界に冠たるPANAM社も無いわけですからそんな物ですかね。
いささかの感慨深さはあるものの、日本エアシステムと一緒になった時からありそうな話ではあったです。
もはや日本の航空運輸事業者が今の子供達にとって、また「鶴丸」に代わる憧憬を作ることができるかさえも危うい訳ですから頑張らなきゃです。頑張らなきゃいけないんですが、低価格のチケットが当たり前に出回る時代です。何でも安けりゃって言う考えを少し改めなけりゃいけない時代になってるかもですね。
それでも所得格差は広がるばかり。PAPAの場合は右肩下がりの低空飛行から失速すれすれな訳で、飛行機に乗る機会もきわめて希になちゃったです。このまま低空飛行をするのやら、それとも切れちゃって逆噴射しちゃうのか・・・、そういえばあれは片桐機長だったです。