atsu-papa

2008-06-16

Taspoの混乱 Vol.2

 PAPAは福岡に住んでいるのでTaspoはさっさと作ったです。4月中に作っていないと5月からはTaspoがないと自動販売機が使えなかったですから、当然の自衛策ではあったですが、福岡での喫煙者の26%程度しかTaspoを作っていないみたいですよ。結局、みんな対面販売のコンビニに走ってしまって街角のたばこ店が次々に廃業に追い込まれているです。
 元々は未成年者に煙草を買わせないって言う大義名分を建てて、その裏では喫煙者人口を対称にプリペイドでのチャージ分の金利を稼いじゃおうって言うJCBと日本たばこ協会の思惑とで始まったものです。当然胡散臭いですから普及はしないです。だけど、Taspo導入がこれほど販売店の廃業を促進したとなると、ただ胡散臭いでは済まされないです。Taspo以外にも備え付けのカメラが顔のしわや骨格で成人識別を行う顔認証システムの自販機もあるらしいですが、自販機を既に購入してるところは買い換えですし、リースしてるところでも、改造費が10万円もかかったりしたそうですよ。
 ましてやこの顔認証システムの自販機となるとリース代が100万円前後かかるらしいです。
 JCBや日本たばこ協会は自販機の会社ともつるんでいるですよ。
 7月には関東地区でも導入されるですが、これほどの混乱が起きると、まさか、ここまでやっておいて「やっぱ、やめた。」はないですから、誰かが詰め腹してでも由緒正しき町のたばこ屋さんは守ってあげなきゃです。
 実際、自販機の売り上げが8〜9割も落ち込んだりするですから自販機にタスポを備え付ける“掟破り”が出るのも無理はないです。
 それでも昔の専売公社の残党ですかね、日本たばこ協会曰くはは「順調に普及しており、混乱はない」って言う話です。その皮算用は魂胆見え見えでけしからんと思うですが、それでもTaspoを作ったPAPAは長い物に巻かれる弱い奴なのかもです。
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