atsu-papa

2010-09-15

祭りの後の緊急復旧

 民主党の代表選挙が終わった途端に円が1ドル82円台に入ったです。為替の問題ですから、政策的な話とは一線を画すですが、日本という国がなめられていることは明らかです。
 EUにしても米国にしても自国通貨の為替レートが安いに越したことはないです。自国内の内需拡大を図るよりもとりあえず、輸出関連で市場シェアを獲得したいですから、日本が協調介入を打診しても聞く耳持たないのは火を見るよりも明らかです。円が上がるにしてもちょっと異様なことは明らかですから、この際、介入という話ではなくって円の高さに物言わせる行動に出るしかないです。高飛車にものを言わせる力を日本という国が持ち合わせないと思われるからなめられるです。
 中国に至ってはこの際、尖閣諸島を取ってしまえって思っているし、アジア戦略上は中国に接近している米国も口を閉ざしたままかもしれない。台湾に至っては中国に便乗して「日本軍国主義の覇権象徴を尖閣諸島占拠」のごとき絵空事をほざくです。
 国民すべてが恨めしい人たちではないのですが、国を挙げてとんでもない暴挙にでるですから、降りかかる火の粉は毅然と払わないと国が成り立たなくなるですよ。韓国まで竹島に続いて対馬に手を出そうとしているですから、思いっきりなめられれているのですよ。
 武力抗争はけしからんと思いますが、体当たりされた海上保安庁の船の乗組員にしてみれば、生死にかかる問題です。漁船の船長はひょっとしたら、中国に帰ったら表彰状でももらうんじゃないですか。それでも中国が因縁をつけてきたら萎縮してしまう日本は腑抜け国家の最たるものです。みんなで円高で苦しんでいる輸出国日本を見て指さして笑っているですよ。
 役人は高所から物言うことはできても対等な交渉はちっともできないですから、政治の力が役人に押さえられてる政権だったら、どうにでもなる惚けに過ぎないです。ODAやその他借款で国際貢献をいくらしていても、何の謝意も持たないような国にはそれなりの見直しをしないと、日本の国家としての存在さえ影が薄くなるです。
 お祭りは終わったですから、まずは人事だ、やれ予算案だいうルーティンワークは夜間にやって、即断即行をしなければならないことを24時間体制でやらないととんでもないことになるですよ。
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