atsu-papa

2010-09-03

それなりのライフサイクル

日本テレビが7月から定期昇給を実質的にやめる制度の導入を試みていたですが、今は労組との折り合いが難しい状況みたいです。
 それにしてもこの50年近くテレビは花形産業で良い思いばっかりしてきたのは否めないです。映画を蹴散らして娯楽的マスメディアの頂点に君臨してきたのも事実で薄給の下積みを続ける人たちがいるのも、そのあとの「良い目」が待っているかもしれないからじゃなかったですか。
 24時間テレビで3億円の寄付を集めた裏側でのタレントギャラ支給ややらせの話が後を絶たないのも、普段がそうしているからですよ。
 ここに来てインターネットに取って代わられる危機感からボーナスカットなんかも行われているですが、それにしてもその中にいる人が大食いですから、時代の趨勢として民放各局が赤字に転落するのは時間の問題です。
 今の広告不況やメディア多様化については決して一時的なものではないです。人口が減っているのですから、全体のパイが減る。当たり前の話なのですが、民意を放送一つでコントロールできるかのように錯覚し続けてきたテレビ業界の事ですから、むしろよくぞここまで長らえたと言う方が的確なのかもしれないです。
 もちろんすばらしい番組、すばらしい報道もたくさんあったのですが、無教養で下世話な低俗番組や演出過剰なやらせの多さにはそれこそ目を覆うばかりなのですから、功罪をひとまとめにはとてもできないです。
 ただ、webも無秩序という意味ではテレビに勝るとも劣らない。少なからずテレビにはBTOなんかもあるにはあるのですから、webを利用するならばそれなりに覚悟もしなきゃですね。
 そりゃぁそうとPAPAの自宅はアナログテレビですよ。来年の7月24日が楽しみなのですよ。ブツッと切れるところを是非みたいと思っているです。
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