atsu-papa

責任転嫁

 自民党の議員総会で安倍首相の退陣をたらたらのたまう議員が続出したですよ。何で、政策を審議する場で意見を出さずに選挙の結果を受けてそんなことを言い始めたですか?
 この人達も津島、山崎、谷垣各派の議員で国会で自民党の党議拘束の元、粛々と議案通過だけにいそしんだ人たちですよ。この期に及んで党首だけを据え変えたって、話にならんのですが、少なからず反自民党風が吹くのを見て、解散総選挙にでもなった場合の自分の票確保のためのパフォーマンスですか。
 続投する器量の持ち主が見あたらない中で、パフォーマンスが過ぎると単なるスタンドプレーに見えるですが、結局、安倍さんに責任をなしつけるだけの話ですよ。そんな人達が政策作りの進め方やグループの名称などを決めた上で新たな徒党を組むらしいです。
 責任をなしくりつけると言えば辞任を表した中川さんまでが、日銀の福井総裁に地方の景気回復感がないのが自民大敗の要因になったって因縁をつけてるですよ。片山さんが岡山で負けたのも、平沼さんの復党にあらぬ踏み絵を突きつけた中川さんに対する怨念が一番働いたのではないですか。党の平沼さんが応援しても、地元の方々は江戸の敵を京で討つ覚悟ができてて、ましてや名目成長率の上昇があったとしても結果は同じだったと思うですよ。日本銀行の政策変更に責任がある訳がないですが、やっぱり責任をどこかになしくりつけないと気が済まないみたいです。
 そんなさなかに小林議員の出納責任者が買収で選挙違反に問われそうだし、今更、最低賃金改定の目安を中央最低賃金審議会が大幅に上げるって言っても、「だから何さって!」言わなきゃいけないところまで所得格差が広まってしまってるです。もはや最低賃金upなんかでお茶が濁せる段階じゃないですよ。確かに給料上がることそのものには異論はないですが、よしんば最低賃金上げたとして誰がどう喜ぶですか?中小企業はもっと苦しくなって、大手といえどもどこにどれだけ反映することでしょう?喜ぶのは、またまた公的な機関でうまい汁吸ってる人が、いい布石ができたってほくそ笑むくらいですよ。
 実際に、業種や地域によって経済回復に濃淡があるのも、国際間の競争が激しい事も、原油高などの資源高騰を大手企業でさえ価格転嫁できないというのも、日本だけじゃなくってほとんどの先進国に当てはまることです。
 だから、PAPAは最低賃金あげるより厚生労働省労働基準局みたいにタクシーチケット貰う方がありがたみがあるですよ。特に今は膝がすごく痛むですからタクシーチケットはありがたいですよ。あの深夜勤務用のチケットは何も書かずに渡せばよくって使い放題だそうですから、本当に助かるです。私的な用途だろうが時間がいつだろうが使い放題で、おまけに特別会計で監査なしだから顔が見えないそうですからもう「お見事!!」っとしか言いようがないです。このチケット労災管理課扱らしいけど、他の何処もが同じような事してるのは明らかですよ。税金も使い放題ですよね。使った者勝ち。とどのつまり、役人天国だけは何も変わらないですよ。
 結局、みんなどこかに責任をおっかぶせるですが、本当はPAPAも含めて選挙権者がもっとも悪いです。一番大きな責任をこれまでずっと果たさなかったからこうなったって反省してるです。
 我々こそ一部の議員先生に責任をおっかぶせちゃぁいかんですから、もう少し関心も持たなきゃですね。
 もはや人に責任を他人におっかぶせる様な時代じゃなくなってるですね。

atsu-papaの投稿(19:24:00-2007-08-08) - カテゴリ: Main

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