atsu-papa

申し訳ない

 また奈良県の救急車がやっちゃったです。救急車がと言うより医療システム自体が無いのと一緒なんですね。何で妊婦さんを病院に運ぶのに他県(今回も大阪府)まで行って3時間以上もかけるんでしょうかね。結局破水して流産されたのは、本当に無念ですよ。察して余りあるです。
 奈良県では救急医療情報システムで病院の受け入れ不可が表示されたら後は神か仏に祈るしかないですよ。救急車だって、同じ方を乗せたまま3時間もたらい回しされたら事故起こすのも無理ないと思うです。普通は7分程度で次の現場に出動してる人たちですよ。焦るに決まってる。詰まるところ奈良県内の病院は死にそうな患者やけが人じゃなかったら、死にそうになってから出直せって言うことを改めて示したわけですよ。
 厚労省も昨年8月の妊婦さんのたらい回しによる死亡事故以来見直そうとはしてたみたいですが、今の医療保険体制は大規模病院の高度医療を最優先してるですから町の開業医さんはやっていけないですよ。結局、いわゆる主治医なんかを持つことすら難しいです。
 PAPAが思うには同じ医療でも、診断をして主治医としての役をこなすお医者さんの免許と施術や専門治療を施す免許を分けて、専門治療を行うドクターの免許は2年更新で常に最新の情報が蓄積されるようにして、主治医を務めるドクターは少なからずそれなりの所得を維持できるようにしてあげないといわゆる町のお医者さんはいなくなっちゃうですよ。大病院のプロフェッショナルマネージャー的なドクターは患者にとってはメリット少ないばっかりですから、救われないです。
 報道では産科医療体制がって言う向きもあるですが、日本の医療現場はほとんど今の医療保険の点数に振り回されてあさっての方向を向いてるような気がするです。
 医者が異様にお金持ちで亡者になるのも困るですが、それなりにおいしい思いもさせてあげないと結局不幸な人の数が増えるです。
 今日はMIOちゃんの誕生日だったですが、PAPAはとうとう電話もかけそびれたですよ。申し訳ないばっかりです。

atsu-papaの投稿(23:55:00-2007-08-29) - カテゴリ: Main

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