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同郷のよしみ
キヤノンの工場建設を巡って大分市の大光って言うコンサルタント会社が脚光を浴びてるですよ。どうもキヤノンの会長とこの大光の社長の兄が大分の県立高校の同級生だったり、大光の社長自身も同窓生だったりしたのが発端だったりするですが、民民の話だから本来ならばたいした話じゃないです。所がここに鹿島やら大林組、清水建設と言った大手ゼネコンが絡んで裏金について東京国税局の査察が入ったとなると話が胡散臭くなるですね。
大光がキヤノンとの密接なパイプで大型工事の仕切り役としての威光を示しても、これまた民民ならばなんて事ないですが、その威信で大分県の土地開発公社が随意契約で鹿島に発注した大分キヤノンとか大分キヤノンマテリアルなんかの子会社建設地の造成工事を大光が受注したり、大光の関連会社が全国的にキャノン関係の発注工事をゼネコンから受注してたって事になると、なんだかキャノンの工事のたびにゼネコン経由でマネーロンダリングやってたんじゃないのってついつい詮索してしまうですね。
実際に下請けの業者はゼネコン施工の大型工事の下請するために大光参りしてたらしいですからここでも場合によっては金が動くですよ。所詮、民民の契約関係ですから、脱税でもなければ「よくある話」ですが、未だに中小建設業者の倒産が少なくない上、国が性急な法改正で建築確認の遅延を主導して業界が震撼してる中での大手ゼネコンの受注発注の仕方にはいささか問題を感じるです。
PAPAも以前は建設業界にいたですが、どうも公明性では釈然としない部分をいつまでも引きずる業界です。建設業は紙も石も金も取り扱う業界だから経済的には大きな役割を果たしてるですが、ついつい裏側の釈然としない部分が見え隠れするのは大きな金額の工事にたかってくるいろんな人が居るからですよ。国交省の政策にも問題が多いですが、きっと戦後に作られた妙な慣習なんかも黙認されてきたからですかね。
同窓生が同郷のよしみで仲良くしてて、何か工事ある時には便宜を図るなんていう構図はそれなりにほほ笑ましい話だとPAPAは思うですが、ゼネコンの名前が絡むとなぜか胡散臭く見えるのが不思議です。
atsu-papaの投稿(01:55:37-2007-12-13) -
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