atsu-papa

政治決断?

 サンデープロジェクトが終わる前に福田首相が薬害C型肝炎訴訟で議員立法による被害者一律救済をするんだって記者発表したですよ。その前の日までの態度は何だったですかね。舛添要一を陥れる為なのか、自分の人気を引き上げる為なのか、いずれにせよ自体は急展開で今まで話題にも上がらなかった議員立法の方向に向いたですね。
 福田首相の発言からは与党総裁としてって言うことだから与党からの議員立法で衆議院法制局で原案作るですか。
 それならますますおかしな事になるですよ。行政の府である内閣は各省庁を統括している訳で厚生労働省もその中にあるですよ。そしてここまでの原告団との争点は国が行政責任を認めて一律救済をしろという事だったです。そこに突然、議員立法持ち出して、責任の所在をうやむやにしてでも一律救済に走ろうというですね。
 少なくとも原告の皆さんの意向には若干近づいたですが、あとは手のひらをひっくり返さないことですね。救済を立法措置でやると言うことは政治決断には違いないですが、バッチつけた狸親爺とか肩書き背負った官僚達がいかなる詭弁を持ち出して何をするか解らないですよ。
 特に福田首相に関しては独立行政法人改革を進めるように渡辺喜美行政改革担当相にやくやく言いつけておいて、最後は自らの裁定で11法人の民営化を6法人にとどめたばかりですよ。
 PAPAが子供の頃は司法と立法と行政が三権分立してると教わったですが、今は三権分裂してるですからますます不安が募るですよ。でも日本はおめでたい国ですから国民にいくら不安や不満が募っても国体にには影響ないですよ。きっと"国民"と呼ばれる主権者がどっかにいるです。記者会見のタイミングもその方々が考えたんじゃないですか。

atsu-papaの投稿(12:00:00-2007-12-23) - カテゴリ: Main

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