atsu-papa

　ジェイティフーズが中国製ギョーザの中毒事件の連絡を受け対策を検討している最中に、日本たばこ産業の株価が急落していたらしいですよ。ギョーザを食べた５人が中毒になったって公表する2日も前に株が売られたですね。日本たばこ産業の株主にはきっと危険を察する第六感が働く人がたくさんいたですね。
　それともその手の情報が安易に駆けめぐったですか。そうするとこれまたインサイダー取引って事ですよ。
　日本たばこ産業の株価が下がったのは1月28日で終値は前取引日に比べ約5万円下げて56万2000円になったです。要するに約1割下落ですが、一方で出来高は5万2602株で昨年5月24日以来の5万株突破だったそうですよ。
　直前に売って下げた途端に調整で買い戻すですかって疑われても仕方がないと言えば仕方がない。この日の話ですが、1月28日は
日経平均株価の終値が前週末比541円25銭安の1万3087円91銭で引けてて、日本たばこ産業の年明けから下落傾向が続いていたわけですから、たまたまと言えばたまたまともとれないことはないです。
　千葉県警から捜査協力を求められたのが1月29日で社内で対応を協議して同日中に製品の自主回収を決めて30日に公表したですよ。当然その間に小売りである生協側と細菌検査の結果についての連絡を取ったり兵庫県で起きた別の中毒事件についての連絡を取ったりもしてるですから、その過程で内部情報が広がった可能性もあるです。でも、内部情報がそこまで広がったらインサイダーって言うところから離れちゃうような気もしないでもないですが、まぁそんなことが疑われてるですよ。NHKでインサイダー取引に火がついたですから、第二のインサイダー取引を作り上げないといけないんでしょうね。マスコミとしての使命感の表れです。
　なんでマスコミが食らいついたらこうなっちゃうですかね。
　製紙会社の時もそうですよ。なんで古紙を使わずにコストもかけて新しい原料を加えて作った紙を損してまで売った製紙メーカーが叩かれて、体裁ばっかりの為のエコマークを流行らせようとした連中が罰されないですか。
　無理に無理を重ねて頑張ってきた製紙会社はむしろエコ表示に振り回された側で、あえて品質を落とすわけにも行かずに高い原料を使って作った紙にそのエコ表示をのせちゃった。
　できっこないような基準作ったのは誰だったのでしょう。不思議な現象はどうも公共の立場から物を言う非公共の集団だったり、団体だったりするですよ。