atsu-papa

過去の人

 せっかく新内閣の顔ぶれが揃って、少なくとも補正予算くらいは通そうって言ってるときに、小泉元首相が時期衆議院選には出馬しないって発表してまたまた話題をさらっているです。
 出ないなら出ないで、ことさらに騒ぎ立てる話でも無かろうに、大騒ぎにするマスコミもマスコミです。もっとも、その地盤は次男の進次郎氏に譲るそうだから、世襲政治にも一線を引く潔さは持ち合わさなかったですよ。
 「聖域無き改革」を打ち出してことさらに痛みばっかりをばらまいたあげく、さっさと世襲で一線から身を引くのはずるがしこいようにも思えるです。
 中曽根さんを放り出したみたいに、自分が放り出されるのをじっと待つ人ではない事は察していたですが、改革路線が麻生首相の誕生でかなり修正されていくとみるや、引退って言う話だと、今までのは何だったのって言う気持ちになるですよ。
 PAPAとしては竹中平蔵を擁して金融再編を計る中でどれほどの中小企業が藻屑と消えていったことか。口では立派なこと言いながらいかに庶民に浅く広い負担をかけたことかを考えると、どうも「逃げ散らかされた。」気持ちになるです。
 せめて「痛みに耐えてよく頑張った。感動した。」って国民にも言って欲しい所ですが、引退と言われればもう過去の人ですから何を望んでもかなわない話になるです。

atsu-papaの投稿(18:11:05-2008-09-26) - カテゴリ: Main

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