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疑惑の終焉

 なんとまぁ、三浦和義容疑者が、因縁の地のロサンゼルスで自殺しちゃったですね。ロサンゼルス国際空港へからロサンゼルス市警の留置場の独房へ収監されてそのままだったみたいですよ。
 それにしても、自殺のちょっと前までロサンゼルス日本総領事館の担当領事と面会してて、「食物アレルギーなので、油で揚げたものは食べることができない。そう警察に言ってほしい。」って注文つけてたらしいですから、自らのシャツを使っての自殺っていうのも不可解な話ですよ。
 元はといえばロサンゼルスで元妻の一美さんの銃撃を依頼して殺害させた…かも知れなかったというロス疑惑事件です。週刊誌もTVもこぞって取り上げたし、限りなく疑わしい当時の三浦容疑者も盛んにTVに出演して言いたいことを言ってたですが、思えばあれもお金にはなったですよ。
 81年に事件が起きて85年に警視庁で最初に逮捕されたですが、それから約23年がたったです。少なくとも日本での裁判は無罪ですから、ご本人もまさか遊びに行ったサイパンで逮捕されようとは思いもしてなかったですよ。
 裁判のときも無期懲役からの逆転無罪ですし、一事不再理の原則を曲げての逮捕だったですから、何もかもが異例ですよ。もともと一美さんを襲わせたかどうかがロス疑惑って呼ばれたです。疑惑ばっかりですね。
 それにしても当時は30代前半で何かと欲もあったですよね。それが既に61歳となると面倒な裁判だし、なかなか帰してくれそうにないし、したい事はそこそこやってしまったし、なんて言う心境になるんでしょうね。
 それにしてもロス市警もお粗末ですよ。こんな形で幕引きしたんじゃロス市警が殺したんじゃないかって疑われても変じゃない。
 日本の政府はどう対応するですかね。少なからず一事不再理に反する逮捕の裏側で何が起きていたのかは明らかにさせる必要があるですよ。
 この際、米国は北朝鮮がちょっと強硬に各施設の再稼動を匂わされるとあっさりテロ支援国家指定の解除をやっちゃうような国です。権力者の胸先三寸でどうにでも動く国ですよ。
 せめて日本の国民が古傷に因縁をつけられてなぶり殺しにあったような話です。ちゃんと事情説明をしてくれないようなら、なんか因縁をつけてごねる位の事したほうが良いかもですよ。

atsu-papaの投稿(18:38:00-2008-10-11) - カテゴリ: Main

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