atsu-papa

ラーメン好きなのに

 昨日は朝のバイキングで卑しい食べ方をしたですから、ずっとお腹がすかなくってとうとう東京のラーメンを食べそびれたですよ。 第2ターミナルの東京拉麺か第1ターミナルの羽田ラーメンでも食べたいなって思ったですが、とうとう3日間で一度もラーメン食べなかったですよ。非常に珍しいパターンでした。ただ、空港のラーメンは800円台ですから、空腹でもないのに帳面消しのために食べるという訳にはいかないですよ。福岡での2杯分ですから大変なことです。
 ラーメンを安価な日常食と考えていることにも問題があるのかもしれないですが、少なくとも熱いスープの中に小麦粉を打ってこしらえた麺を入れるですよ。当然ながら延びる訳ですから、時間をおかずに食するのが礼儀って物ですよ。つまりおしなべて早食いを強いられる事になる料理ですから、そこに高級感を求めるのは邪道ですよ。だったら、冷製であったり、つけ麺で具材を充実させるとかのラーメンの域を超えた工夫が必要です。
 所が、最近東京ではやってるのは高級ラーメンなんだそうで、一食3000円は序の口で、1万円以上のコースでラーメン出すところもあるそうですよ。コースだったら高くはなるのかな。その昔金箔を振りかけて1万円だかのラーメンあったですが、何となくお馬鹿さんなところで話題を引こうとしただけの話にすぎなかったです。
 出す方も出す方ですが、食べる方も食べる方です。1万円以上出すんだったらそんなラーメンよりももっとおいしい物があるですよ。
 創作料理は物珍しさはあるですが、食べ物はそれなりの文化の元で気候やら風土、食べ合わせなんかまでがそれなりの期間を経て熟成されていわゆる「料理」になるですよ。それがいささかの無理をした凝った物であれば「馳走」になるです。
 少なくともPAPAの経験ではそれなりだった3000円のフカヒレラーメンでさえ、、ラーメンとフカヒレの姿煮を別々に食べた方が明らかに美味しいと感じたです。混ぜても食べられるって言う感覚はむしろ厨房の方には申し訳ないとさえ思ってしまう。
 5000円とか1万円のラーメン出す人ってそんな物ですよ。それなりの単価を取るための仕掛けに凝った商売人根性が、きっと味覚の探求心を遙かにしのいで居るですよ。
 きっとですが、ネギと焼き豚あとは胡麻だの胡椒だのって言うわずかな調味料でリピーターが出る様なラーメンが本物中の本物です。顔が見えない間仕切りと辛み調味料のお店や、同じ店の中に赤丸・白丸ってどっちなんだか分からないバリエーション持ってるのも変なお店のイメージだったけれど、ラーメンで1万円って言うほど変じゃなかったです。
 今だったら1000円までだったら変人扱いしちゃぁだめですね。
 でも、中華料理屋さんはともかく、いわゆるラーメンやさんで1000円越してる店はPAPAは認めたくないです。邪道です。間違ってるですよ。量を調整してでも1000円以下にしなくっちゃ。
 でないと…、でないと…、貧乏なPAPAは暖簾くぐった後でも、後ずさりするですよ。

atsu-papaの投稿(14:33:23-2008-11-14) - カテゴリ: Main

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