atsu-papa

裁判員制度の不安

 裁判員制度の話はご存じですか。一般の民意を司法に反映するだけではなく法理などを広く周知する上では大きな効果があると思うですが、恐ろしいこともあるです。
 「果たして、法律を勉強していない普通の人たちが弁護士や検察官に誘導されずに冷静な判断を下せるのか。」って事です。世界の世論は死刑根絶なんだけど、そしてその意味も判らんではないのだけど、平成14(あ)730の最高裁判決に対して死刑の可能性が出ると縁もゆかりもない弁護士がよってたかって押し寄せてくる。そんな人たちの行動が、新たな被害者や新たな加害者を生むんだって事には気にも止めないし、この弁護士達は自分たちのイデオロギーの主張の場があれば、事犯の認定はおろか、犯人の教育の可塑性についても責任をとる事もないですから、いわゆる野次馬根性出して言いたい事だけ言って、言い逃げしようかって人たちですよ。最高裁の主文読んで、被害者の情状をはかって、当時は18歳3ヶ月だったかもしれないですが、今は26歳になった獣の現況報道を耳にして、この上何を?って気持ちになっても詭弁をてらわずよってたかって来る人たちです。
 そんな人たちに誘導されると、普通の人たちまでおかしくなっちゃうですよ。
平成14(あ)730 主文PDF〜裁判所判例検索ページより〜の場合はPAPAは最高裁の判断を支持するし、ここに新たに被告を弁護する弁護士がたかるという事実は裁判員制度に不安を感じる大きな一例を示していると思うですよ。


atsu-papaの投稿(09:20:43-2007-05-23) - カテゴリ: Main

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