atsu-papa

社会的な責任

 ANAは大変だったですね。だったですじゃなくって、今もまだ大変みたいです。せっかくホテルなんかの周辺事業を整理して航空事業に専念しようとしているのに、ここで顔に泥塗る事になったソフトを開発したのはどこの会社だったですか?
 一番大変だったのが飛行機に乗れなかった乗客の方で約6万9300人。その中に入ってないのがそのクレームに対応した地上勤務の職員、便も遅れてたから管制官も操縦士も本気にならなきゃだったかもですよ。さらに代替えの交通経路では混まなくって良いところが混んじゃったのかもです。
 今時はこの狭い日本をみんなが飛行機で行き来するですよ。飛行場から市街地までのアクセスとか考えるとそれほどのメリット無いですが、マイレージ効果ですかね。JRではポイントたまんないし、JRの車掌さんよりANAのCAの方が愛想は良いですよ。JRの車掌さんも今時のメイドさん風の女の子にして「ご主人様〜ん」とか言うことにして、航空路線とバッティングしてる所だけに配置すると若者、中年のお客さんを取り戻せるかもですよ。マイレージのポイントは経済価値、つまりお金ですが、この作戦はお金では買えない、いわゆるスケベ心くすぐるって奴ですから嗜好戦略です。航空機より時間がかかっても目的地のほぼ都心部に駅あるし、時間がかかるのもここでは武器です。飛行機なんかフライトの1/2〜1/3はベルト締めて放ったらかされてるですよ。
 まぁ、そんなことはどうでも良くって、いったいどこがこのソフト作ってどんなチェックして導入したかですよ。今時我々の生活の大半の部分にこの手のソフトウェアの下支えがあるですが、下支えがこけると「不便」だけでは無くって実害が生じる事が多いですよ。つい先だっても、みずほFGの元3行の頭取に1億円の退職慰労金の支払いの報道がされて顰蹙(ひんしゅく)を買ってたですが、顰蹙買ったのは「みずほ」が合併当初に起こしたシステムのエラーの責任問題があったからです。あれがスムーズに行ってたら、そのあと貸しはがそうが、公的資金投入しようが、まだ返して無かろうが、納税して無かろうが、それほど騒がないですよ。ようするに、実害受けた人の数です。
 これは切腹ものです。ひつこいですがPAPAは、どこの会社がソフト作って、bagがでるのは仕方ないとしても、導入のプロセスをどう計画したかってところが興味あるです。絶対に検証するべきだと思うですよ。切腹はしなくても良いですから。

atsu-papaの投稿(07:22:00-2007-05-28) - カテゴリ: Main

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